「予防接種」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
1個の出典を修正し、0個にリンク切れのタグを追加しました。 #IABot (v1.5.3)
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
33行目:
毒性を十分に弱めた、生きたウイルスを接種する。ウイルスは繁殖するが、その速度は遅い。接種後も繁殖し、抗原として存在し続けるため、追加免疫はあまり必要ない。このワクチンは、組織培養によって毒性の少ない種類のウイルスを残したり、遺伝子の突然変異を誘発したり、毒性を発揮する特定遺伝子を除去することで作られる。この主のワクチンには毒性が再発するリスクがあるが、特定遺伝子の除去は比較的このリスクが少ない。免疫不全状態の人には使えない。
 
=== サブユニットなんちゃらワクチン ===
免疫系に示す抗原としてウイルス性物質を接種しない。ウイルス中の特定のタンパク質を分離して接種する、などの方法がある。この方式の弱点は、分離したタンパク質が変質する可能性があり、その場合ウイルスに対応するものとは別の抗体が作られてしまうと言うことである。他のサブユニットワクチンには組み替え型ワクチンがある。これは対象となるウイルスのタンパク質遺伝子を別のウイルスに注入する方法である。この第二のウイルスはタンパク質情報を発現するが、病気のリスクはない。この種のワクチンは現在[[肝炎ウイルス]]に用いられており、[[エボラウイルス]]や[[HIV]]など、予防接種が難しいウイルスに対するワクチンを作るため、さかんに研究されている<ref> [http://microvet.arizona.edu/courses/mic419/Tutorials/vaccines.html Department of Veterinary Science & Microbiology at The University of Arizona] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20030610062512/http://microvet.arizona.edu/Courses/MIC419/Tutorials/vaccines.html |date=2003年6月10日 }} ''Vaccines'' by Janet M. Decker, PhD</ref>。