「第85回東京箱根間往復大学駅伝競走」の版間の差分

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2009年の箱根駅伝は85回目を記念して史上最多の23チームで行なわれた。往路は5区で8人抜きによりトップに立った[[東洋大学]]が初優勝した。復路は6区で2位に後退した東洋大が8区で再び首位に立つとそのまま逃げ切り、初の総合優勝を果たした。併せて復路での優勝も記録した東洋大は初のタイトルを完全優勝で飾った。初出場から77年目、67回目の挑戦での総合優勝は最も遅い記録となった。また、関東学連選抜が2年連続でのシード圏内となる9位に入り、次大会の予選会枠が1校多くなった。金栗四三杯(MVP)は5区区間新記録を達成した東洋大学の[[柏原竜二]]が受賞した<ref>[http://www.hakone-ekiden.jp/topics/detail.php?newsID=203 箱根駅伝公式webサイト 金栗四三杯]</ref>。
 
前年優勝校の[[駒澤大学]]は13位に終わり、前回大会の[[順天堂大学]]に次いで史上3校目となる前年優勝校のシード落ちを喫したが、過去2例はいずれも途中棄権によるもので、完走した上でのシード落ちは駒大が初だった。2年連続で前年優勝校がシード落ちしたのも初である。この他、2006年大会の優勝校である[[亜細亜大学]]と2007年大会の優勝校である順大が1度もシード圏内にすら上がれずにシード落ちするなど、有力校の不振が目立った。同時にを逃し、過去3大会の優勝校が全てシード落ちする事態となった。更に1997年・1998年大会を連覇した[[神奈川大学]]もシード落ちを喫しておりするなど有力校の不振が目立った。直近の優勝校でのシード権確保は1996年大会に優勝した[[中央大学]](10位)となった。
 
因みに優勝した東洋大学と完走中最下位の青山学院大学とのタイム差は19分46秒であるが、これは2017年の第93回大会現在、優勝校と最下位との最少タイム差である。