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アメリカ西海岸で一緒に活動していた[[エクソダス (バンド)|エクソダス]]、[[テスタメント (バンド)|テスタメント]]、[[ラーズ・ロキット]]、[[ヒーゼン]]、[[デス・エンジェル]]、[[ヴァイオレンス]]といったスラッシュメタルバンドはいずれも'''ベイエリア・クランチ'''と呼ばれる、ザクザクとしたソリッドなリフ・カッティングを特徴としていたこともあって他のスラッシュメタルとの差別化を図る意味で'''[[ベイエリア・スラッシュメタル]]'''と呼ばれていた。中でもフォビドゥンはスラッシュメタルでは珍しい、ハイトーンで歌い上げるボーカルを擁し、デモ・テープの段階からベイエリア・スラッシュ・シーンの期待の新人として有名であり、1988年にオリジナル・バンド名を冠した『Forbidden Evil』でデビューを飾った。翌年の1989年5月には[[オランダ]]で開催されたメタル・フェスティバル「[[ダイナモ・オープン・エアー]]」に[[アーマード・セイント]]、[[サヴァタージ]]、[[セイクレッド・ライク]]、[[ホーリー・モーゼス]]らと共に出演した。
 
しかし、1990年代初頭の[[ニルヴァーナ (アメリカ合衆国のバンド)|ニルヴァーナ]]、[[パンテラ]]の台頭や、[[メタリカ]]の[[メタリカ (アルバム)|ブラックアルバム]]のヒットに影響され、メタル・シーンがヘヴィでグルーブ重視の方向に進む中、フォビドゥンもスラッシュメタルからミドル・テンポ主体の[[ヘヴィ・ロック]]路線に音楽性を変更したため、ファンの支持を得られず、活動規模も縮小してしまう。その後、数枚のアルバムをリリースしたものの、結局1997年に活動を終了した。
 
2001年に[[癌]]との闘病中だった[[テスタメント (バンド)|テスタメント]]のボーカル、チャック・ビリーの為のベネフィットイベント「[[スラッシュ・オブ・ザ・タイタンズ]]」に[[エクソダス (バンド)|エクソダス]]、[[テスタメント (バンド)|テスタメント]]、[[デス・エンジェル]]、[[ヴァイオレンス]]、[[ヒーゼン]]、[[ラーズ・ロキット]]らと共に出演するために、フォビドゥン・イーヴルの名で一回限りの再結成ライブを行った。