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他の多くの移動体向け放送方式がUHF帯の電波を使用するのに対し、T-DMBはより周波数の低いVHF帯を使用するため、韓国政府は海外への普及活動においては他の方式よりも電波が届きやすいことをアドバンテージとして掲げている。ただし高層ビルの上層階において遠方の基地局からの電波が混信して携帯電話の電波状態が悪化するのと同様、電波が届きやすいことは混信の可能性を高めることにもなるので必ずしもアドバンテージであるとは言い切れない。また、VHF帯ではUHF帯よりも大型のアンテナや受信回路、そしてより多くの電力を必要とするため、携帯電話などの小型の端末への搭載においては却って不利になる。
 
欧州では移動体受信方式として[[DVB-H]]が採用されているほか、韓国が採用したATSCにも、移動体向けのATSC-M/H(ATSC for Moblie/Handheld)規格が2009年に制定されたため、今後T-DMBが韓国以外で普及するかは未知数。かつてドイツ連邦共和国で試験放送までこぎつけたが、正式採用されていたこともには至らず(ヨーロッパ方式であるDVB-Hにより本放送を開始した)、現在は使韓国以外の国での採されてい例はない。
=== サービス事業者 ===
基本的に地上波テレビ放送を行う事業者による兼業と、この分野専業の事業者とが存在する。地上テレビ放送のサイマル放送のほか、独自編成のチャンネルやラジオ放送を行っている。兼業局は道・広域市単位のブロックでの放送となる(「'''親局'''-中継局」の関係)。