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| 夏目公一朗、[[植田益朗]]<br />[[清水賢治]]、中村理一郎<br />[[久保雅一]]、落越友則<br />坂本健
|}
『'''心が叫びたがってるんだ。'''』(こころがさけびたがってるんだ)は、[[A-1 Pictures]]制作による[[日本]]の[[アニメーション映画]]。副題は「''Beautiful Word Beautiful World''」<ref group="注">劇場版公式パンフレットの表紙や映画の宣伝用チラシの題字の下に記載されている。</ref>。略称は「'''ここさけ'''」<ref>コミック版1巻、p.170</ref>。[[2015年]][[9月19日]]公開<ref name="natali">[http://natalie.mu/eiga/news/149141 ここさけ×あの花コラボCM、順の心が叫び、めんまがなじみの曲を優しく歌う] 映画ナタリー 2015年6月2日、同19日閲覧。</ref>。
 
第19回[[文化庁メディア芸術祭アニメーション部門]]・審査委員会推薦作品(2015年)<ref>{{cite web|url=http://festival.j-mediaarts.jp/download/19jmaf_juryselection_jp_animation.pdf|title=第19回文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品一覧 アニメーション部門|publisher=文化庁メディア芸術祭|date=|accessdate=2015-12-14}}</ref>。
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== 概要 ==
[[ファイル:yokoze-sta.JPG|thumb|right|150px|横瀬駅]]
[[ファイル:Chichibu 10 Daiji-ji 01.jpg|thumb|right|150px|大慈寺]]
[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列『[[ノイタミナ]]』で放送された『[[あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。]]』(以下『あの花』)のメインスタッフ([[超平和バスターズ]])が再集結して制作された。
 
2014年8月31日に[[道の駅ちちぶ]]などで開催された「あの花夏祭 in ちちぶ Final」において、『あの花』メインスタッフによる[[埼玉県]][[秩父市]]を舞台した劇場版オリジナル新作アニメの制作が発表され<ref>{{Cite web|url=http://www.oricon.co.jp/news/2041589/full/ |title=『あの花』チームで新作映画 秩父舞台に 2015年公開 |publisher=[[オリコン|ORICON STYLE]] |date=2014-09-01 |accessdate=2015-12-05}}</ref>。同年12月3日の[[秩父夜祭]]にて、タイトル、スタッフが発表された<ref>{{Cite news |url=http://eiga.com/news/20141206/17/|title=「あの花」チームの新作劇場アニメ、タイトルは「心が叫びたがってるんだ。」に決定 |newspaper=映画.com |date=2014-12-06 |accessdate=2015-12-05}}</ref>。2015年3月20日に開催された『[[AnimeJapan]]2015』ステージにて正式な制作発表が行われた<ref name="mynavi">{{Cite web|url=http://news.mynavi.jp/news/2015/03/21/180/|title=『心が叫びたがってるんだ。』主人公役に水瀬いのり、言葉を封印されたヒロイン|work=マイナビニュース|publisher=マイナビ|date=2015-03-11 |accessdate=2015-06-19}}</ref>。
 
本作は『あの花』と同じく埼玉県秩父市が舞台とされているが、[[横瀬駅]]や[[大慈寺 (埼玉県横瀬町)|大慈寺]]([[秩父三十四箇所]]札所十番)など、[[秩父郡]][[横瀬町]]の風景も多く登場する{{Refnest|group="注"|舞台となる揚羽高等学校については[[栃木県立足利南高等学校]]が校舎のモデルとして使用されており(クレジットに「ロケーション協力」と記載されている)、封切り前には同校の生徒と保護者を対象にした特別試写会が実施された<ref>[http://www.famitsu.com/news/201509/08088025.html 劇場版アニメ『心が叫びたがってるんだ。』水瀬いのりさんの高校生に贈ったコメントが到着 『ここさけ』特番&『あの花』テレビシリーズのOAが決定] - ファミ通.com 2015年9月8日、2015年11月23日閲覧。</ref>。}}<ref>{{PDFlink|[http://www.seibubus.co.jp/whatsNew/news20151009/20151009_2.pdf 映画「ここさけ」聖地巡礼は西武観光バスで!]}} - 西武観光バス</ref>。また、『あの花』の登場人物が[[カメオ出演|一瞬登場する]]が<ref>パンフレットにおける田中将賀のコメントより。</ref>、物語には直接の関連性はなく別の物語とされている。
 
== 物語 ==
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'''成瀬順'''は小学生の頃、憧れていた山の上のお城(ラブホテル)から、父親と見知らぬ女性(浮気相手)が車で出てくるところを目撃する。順は二人が「お城から出てくる王子様とお姫様」だと思い込み、それを母親に話したことにより、母が事実を理解してしまったことから両親の離婚を招いてしまう。家を去る父親から「全部お前のせいじゃないか」と言われ、ショックを受けた順は夕景の坂道(階段)でうずくまって泣く。そこに'''玉子の妖精'''が現われ、「お喋りが招く苦難を避けるため」という理由で、順の「お喋り」を「封印」した<ref group="注">映画の画面では、妖精が「君のお喋りが直るように、口にチャックをつけてあげよう」と言いながら順の口を閉じる描写がなされている。</ref>。
 
時は流れ、高校2年生になった順は、「話すと腹痛が起きる」という理由で他者とはメモか[[携帯電話|携帯]]のメールでしか意思疎通ができない。そのため、周囲の人々からは(小さくない事情があるのを認めながらも)「ヘンな子」という扱いを受けている。そんな彼女は、担任教師の'''城嶋一基'''からクラスメイトの'''坂上拓実'''・'''仁藤菜月'''・'''田崎大樹'''とともに「地域ふれあい交流会」実行委員に指名されてしまう。4人は普段から特に親しい間柄ではない上、指名されたこと自体に困惑・反発する。城嶋は会合をボイコットした大樹を除く3人に対し、出し物として過去に例のない[[ミュージカル]]を提案し、順の心は動くが拓実と菜月には良い反応はなかった。その後、拓実からミュージカルをやりたいかと問われた順は、携帯で幼少の頃に起きた出来事を打ち明け、「玉子の妖精のかけた"呪い"のために話すと腹痛が起きる」と伝える。拓実は「歌なら呪いも関係ないかもしれない」と話す。帰宅した順は、歌うと腹痛が起きないことに気づく。
 
交流会の出し物を決めるクラス会で、拓実たちは候補の一つにミュージカルを挙げるが、大樹は喋れない順が委員ではできるわけがないと罵る。これに対して使えないやつはお前のほうだと逆に罵り返した拓実と大樹の親友の'''三嶋樹'''の間で喧嘩が始まってしまう。そのとき順は「わたしはやれるよ」という言葉をメロディーに乗せて発した。その後、拓実の携帯に「歌なら痛くない」という順からのメールが届き、菜月もそれを目にする。
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その夜、母親から「喋らないこと」をなじられた順は、自らの生い立ちをモチーフにした物語を携帯で拓実に送り、さらに拓実の元を訪れて自分の言葉を歌にしてほしいと伝えた。拓実は順の物語をミュージカルにすることを考え、菜月と大樹も曲折を経て賛同する。クラス会での討論で当初は拒否感を示した他の生徒たちもやる気にはなったものの、主役級のキャストは実行委員に押しつける形となり、順は最も台詞(歌)の多いヒロインの少女役を、拓実はその相手の王子役を、大樹は少女を唆す玉子役を演じることになった。やがて、クラスの他の生徒たちもミュージカルを成功させるために一丸となる。その中で拓実の両親が離婚していたことを知った順は、ヒロインが刑死するミュージカルの結末をハッピーエンドに変えたいと拓実に相談する。拓実は「元の歌(『[[ピアノソナタ第8番 (ベートーヴェン)|ピアノソナタ第8番 悲愴]]』「第2楽章」)にも順の気持ちがこめられていたから両方を生かしたい」と、その上に「[[虹の彼方に|Over The Rainbow]]」を重ねるアレンジを発案し、それを聞いた順は涙をこぼして「私の王子様…」と思う。
 
しかし、交流会前日の夜、拓実と菜月の会話を立ち聞きして二人の関係を知った順は、ショックを受けて一人で学校から走り去る。その順の前に再び玉子の妖精が現れ、彼女に向かって「君は(言葉に出さなくても)心がお喋りすぎる」「もう、中途半端に閉じ込めるのは終わりにしよう」と告げる。翌日順は登校せず拓実の元に「ごめんなさい」「ヒロインできません。調子に乗ってました。」「本当にすいません」という通知を送り<ref group="注">アニメ作中の携帯端末に表示された画面には、文末に句点が記されている。通知はLINEによるものと解釈できる映像だが、明示されてはいない。</ref>、行方をくらませてしまう。開演時間が近づく中、順の不在に他の生徒たちは動揺し、順への不信と不安を募らせる。拓実は順の失踪を他の生徒に詫びた上で、「それでも舞台に立ってほしい」と自ら順を探しに行くことを申し出る。これに同意した大樹は、拓実と順の出番に代役を立てて乗り切るプランを出し、拓実を送り出した。
 
ヒロインの少女を菜月が演じる形でミュージカル『[[#ミュージカル『青春の向う脛』|青春の向う脛]]』が開演する。客席では主役の変更に気づいた生徒もおり、順の母は「やっぱり、ダメなんじゃない…」とつぶやく。必死で順を探す拓実は、廃墟になっていた山の上のお城(ラブホテル)で彼女を見つける。「喋ったりするから不幸になった、言葉は人を傷つける」と主張する順に、拓実は「(自分が)傷ついていいから、おまえの本当の言葉、もっと聞きたいんだ」と話しかけた。順は拓実を傷つける言葉(罵倒)を叫び、拓実はそれをすべて受け止める。拓実は順に「お前と会えてうれしい」「お前の'''おかげ'''で、俺、いろいろ気づけた気がする」と話し、それを聞いて順は立ち直った。そして二人は既に始まっていたミュージカルに出演するため学校に向かう。順は第5幕で少女の「心の声」役として「わたしの声」([[イングランド]]民謡「[[グリーンスリーブス]]」のメロディに日本語の歌詞を乗せたもの)を歌いながら会場(体育館)の観客席通路を歩いてステージにあがり、順の母は涙をこぼした。楽屋に戻った順は他の生徒から温かく迎えられ、「みんなに迷惑かけて…なのに」と声に出して涙ぐんだ。順は「本当に玉子なんていなかったんだ。呪いをかけていたのは私。玉子は私。一人で玉子に閉じこもっていた私自身。」と思う。「心が叫びだす&あなたの名前呼ぶよ」の合唱でミュージカルが終幕すると観客席からは大きな歓声が送られた。後片付け中にゴミ出しに行った順は大樹からの告白(台詞の描写はなし)を受け、顔が真っ赤に染まる中、風が吹き、玉子の妖精の帽子が落ち葉と一緒に飛ばされていた。
 
拓実と順の「-玉子の中には何がある、いろんな気持ちを閉じこめて、閉じ込めきれなくなって、爆発して、そして生まれた、この世界は、思ったより綺麗なんだー」の台詞で物語は締めくくられる。
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; 田崎 大樹(たさき だいき)
: 声 - [[細谷佳正]]
: 野球部の元エースで長身の男子生徒。[[全国高等学校野球選手権大会|甲子園]]出場まであと一歩という所でチームは敗退し自身は右肘を痛めて療養中(作品の中盤であるミュージカルの練習中までは[[三角巾]]で右腕を吊っている)で現在はエースの座を後輩の山路に譲っている。目つきが悪く、実際に口調と気性が荒いが、スジを通すまっすぐな性格で、樹をはじめとする彼をよく知る者からの信頼は厚い。夢を突然絶たれたことでやさぐれており、故障してからも部に顔を出して後輩部員を厳しく指導しているが、苛立ちをぶつけるかのように指導する態度ゆえに後輩たちからは陰で「使えないポンコツ」呼ばわりされ内心煙たがられている。樹からは「大ちゃん」と呼ばれている。
 
==== 実行委員の友人等 ====
; 三嶋 樹(みしま いつき)
: 声 - [[村田太志]]
: 野球部のキャプテンの男子生徒。大樹の親友でもあり、怪我をした大樹の無念を察して代わりに野球部を引っ張っていこうと努力している。交際している陽子からは「いっくん」と呼ばれている。拓実や菜月と同じ中学校の出身で、二人が交際していたことを知っていた。順を「使えないやつ」と馬鹿にした大樹に対して拓実が「後輩たちから使えないポンコツと呼ばれている」と揶揄した時には、怒りで我を忘れ拓実に食って掛かった。
; 岩木 寿則(いわき としのり<ref name="novelpro">『小説版 心が叫びたがってるんだ。』口絵</ref>)
: 声 - [[古川慎]]
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; 江田 明日香(えだ あすか<ref name="novelpro"/>)
: 声 - [[石上静香]]
: チアリーダー部の部員。ショートヘアの女子生徒。さばさばとした性格。菜月に次ぐクラスのまとめ役で、彼女菜月の良き理解者。菜月の拓実に対する気持ちに気づいており、彼女の思いを後押ししようと拓実と二人だけになる機会を作った。菜月とは中学時代から交友があり、小説版およびコミック版では菜月が拓実と交際する際に仲介した過去が描かれている<ref>小説版p.221</ref><ref>コミック版1巻、pp.59 - 64</ref>。菜月からは「江田っち」と呼ばれている。
; 宇野 陽子(うの ようこ)
: 声 - [[高橋李依]]
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公開直後から舞台のモデルとなった地を「[[巡礼 (通俗)|巡礼]]」する観光客の存在が報じられ<ref>{{Cite news|url=http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/09/25/06.html|title=アニメ「ここさけ」公開、連休中ファンが秩父殺到 聖地巡礼にぎわう|newspaper=[[埼玉新聞]]|date=2015-09-25|archiveurl=https://archive.fo/20160106200921/http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/09/25/06.html|archivedate=2016年1月6日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>、2015年12月には横瀬町と同町の観光・産業振興協会の手で、作中に登場する架空のバス停を再現した標識が(設定のモデルとされた場所に)設置された<ref>{{Cite news|url=http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/12/31/10.html|title=アニメ「ここさけ」のバス停、横瀬に登場 映画の場面を再現|newspaper=[[埼玉新聞]]|date=2015-12-31|archiveurl=https://archive.fo/20160106200921/http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/12/31/10.html|archivedate=2016年1月6日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。
 
2016年[[8月7日]]に、秩父市役所前の特設会場にて主要声優らが出演したイベント「秩父ふれあい交流会」が開催され、昼夜2回の公演で約6000人が参加したと報じられた<ref>{{Cite news |url=http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/08/08/05.html |title=ここさけイベントに6000人 水瀬いのりさんら出演、秩父で交流会 |newspaper=埼玉新聞 |date=2016-08-08 |archiveurl=https://archive.fo/20160811225146/http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/08/08/05.html |archivedate=2016年8月11日 |deadlinkdate=2017年10月 }}</ref>。本公演は、限定版ビデオグラムに優先販売申込券が同梱されていた。
 
== 興行成績 ==
2015年9月19日の封切り以来、口コミ等による支持で長期の公開となり約40日が経過した11月1日に[[興行収入]]が10億1529万3050円、累計動員数は74万4901人に達したと発表された<ref name="aa">{{Cite news|url=http://animeanime.jp/article/2015/11/02/25528.html |title=「心が叫びたがってるんだ。」が興収10億円突破 劇場オリジナルで快挙 |newspaper=アニメ! アニメ! |date=2015-11-02 |accessdate=2015-12-05}}</ref><ref name="wn">{{Cite news|url=http://news.walkerplus.com/article/67421/ |title=「心が叫びたがってるんだ。」興行収入10億突破! |newspaper=Walkerplus |date=2015-11-02 |accessdate=2015-12-05}}</ref>。興行収入10億円超えまでの期間は『あの花』の劇場版より12日早い<ref name="aa"/><ref name="wn"/>。また、原作やテレビシリーズを持たない完全オリジナルの日本の劇場アニメが興行収入10億円を突破したのは、[[スタジオジブリ]]作品や[[細田守]]・[[大友克洋]]監督作品など限られた前例しかないとも報じられた<ref name="aa"/><ref name="wn"/>。
 
== テレビ放送 ==
[[2017年]][[7月29日]]21:00 - 23:10に、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列([[フジネットワーク]])の『[[土曜プレミアム]]』枠にてテレビ初放映された<ref name="at170628">{{Cite news|publisher=アニメイト|work=アニメイトタイムズ|url=http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1498547693|title=実写映画『心が叫びたがってるんだ。』に水瀬いのりさんが出演していることが明らかに! WEB予告編解禁&アニメ版の地上波初放送も決定!|date=2017-06-28|accessdate=2017-06-28}}</ref>。
 
== 賞歴 ==
526行目:
| 興行収入 =
}}
2017年7月22日にて、[[Sexy Zone]]の[[中島健人]]の主演で公開された<ref>{{Cite news|url=http://natalie.mu/eiga/news/241752|title=中島健人「けんてぃーです」と叫ぶ、「ここさけ」初日に芳根京子らが最高のパス|newspaper=映画ナタリー|date=2017-07-22|accessdate=2017-07-22}}</ref>。
 
配給はアニメ版を制作・配給したアニプレックスで、アニメ版のプロデューサーである斎藤俊輔が本作にも参加している<ref name="at170315">{{Cite news|url=http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1489456146|title=『心が叫びたがってるんだ。』中島健人さん(Sexy Zone)主演で実写映画化決定! ヒロイン・成瀬順役は芳根京子さんと判明|newspaper=animate Times|date=2017-03-15|accessdate=2017-03-15}}</ref><ref>{{Cite news|url=http://www.oricon.co.jp/confidence/special/50174/ |title=「ここさけ」プロデューサーが語る、実写化の裏側 |newspaper=ORICON NEWS|date=2017-07-29|accessdate=2017-07-29}}</ref>。音楽もアニメ版に参加した横山克が担当<ref>[http://kokosake-movie.jp/cast_staff/ スタッフ] - 実写映画公式ウェブサイト</ref>。