「JR東日本E259系電車」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
133行目:
 
==== 座席 ====
[[鉄道車両の座席|座席]]については、黒い表地に赤いシートカバー(ヘッドレスト)という外観については253系から継承したが、普通車・グリーン車とも両側2人がけの回転式リクライニングシートとした<ref>253系のグリーン席は2+1人がけ。なお当初は両側1人がけの車両も存在した。</ref>。253系では座席を[[カンチレバー]]式として回転機構を設けないことで座席下の収納スペースを確保していたが<ref>253系でも2002年に増備された車両は固定式ではなく、回転式リクライニングシートを設置していた。</ref>、本系列では回転式の座席を使用したため、座席下に[[暖房]]機器の設置を行なわないことによって、座席下の収納スペースの高さを250mm確保した。代わりに、側壁下部に薄型の暖房ヒーターを車内全長にわたって配している。また、各座席とも可動式の[[ヘッドレスト]]を装備したほか、肘掛先端には[[ノートパソコン]]や[[携帯電話]]の充電などに利用することを考慮した[[配線用差込接続器|電源コンセント]]を設けた<ref>全席にコンセントを装備したのは昼行車両としては新幹線を含めてJR東日本初である、本当の初はカシオペア</ref>。座席裏側には折りたたみ式テーブルと網製のシートバックポケットを設けた<ref name="rj515"/>。
 
普通車は座席間隔(シートピッチ)を1,020mmで設定した<ref name="rj515"/>が、これは253系と同一のピッチである<ref>253系普通車のボックス席の座席間隔は2,040mm。</ref>。表地は市松模様の織物とした。5号車には[[車椅子]]が固定可能な1人がけリクライニングシートを6号車側の出入台脇に配置した。通常の座席は窓側に回転する構造であるが、この座席のみ通路側に回転する構造としている。