「ジャー・ジャー・ビンクス」の版間の差分

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|species = [[グンガン]]
|gender = 男性
|position = [[銀河元老院]]代議員
|planet = [[ナブー (スター・ウォーズ)|ナブー]]
|affiliation = [[銀河共和国]]
|first = 『[[スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス|ファントム・メナス]]』(1999年)
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|voiceactor = [[アーメド・ベスト]]
}}
'''ジャー・ジャー・ビンクス'''('''Jar Jar Binks''')は、[[アメリカ]]の[[SF映画]][[スター・ウォーズシリーズ|『スター・ウォーズ』シリーズ]]の新三部作(『[[スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス|エピソード1/ファントム・メナス]]』『[[スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃|エピソード2/クローンの攻撃]]』『[[スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐|エピソード3/シスの復讐]]』)に登場する[[架空]]の人物キャラクター。種族は惑星[[ナブー (スター・ウォーズ)|ナブー]]の原住民である[[グンガン]]人で、性別は男性。身長は196cmである。
 
『エピソード1/ファントム・メナス』で華々しくデビューを飾ったが、アメリカでの不人気はすさまじいものがあり、2000年の[[第20回ゴールデンラズベリー賞|第20回ラジー賞]]では'''最低'''助演男優賞を受賞し、さらに映画史上もっとも不愉快なキャラクター1位に選ばれた。この不評から『エピソード2/クローンの攻撃』では重要だがほんの数シーン、『エピソード3/シスの復讐』ではたった一瞬のカットでしか登場していない。
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ジャー・ジャー・ビンクスは非常に人が好くのんびり屋であるが、本人曰く「不器用さ」のために周囲に禍を撒き散らすという欠点があり、大規模な事故を何度も引き起こした。大変なトラブル・メーカーで、周囲から疎まれることもしばしば。そのために、ジャー・ジャーは[[グンガン]]人の主要居住地区である水底都市[[グンガン#オート・グンガ|オート・グンガ]]から追放された身の上であった。それ以来、ジャー・ジャーは地上の沼地周辺で自給自足の生活を送っていたが、突然現れた宇宙船([[通商連合]])からの攻撃に慌てふためいていたところを、[[ジェダイ]]・マスター、[[クワイ=ガン・ジン]]により助けられる。そのことに恩義を感じ、グンガン人の伝統的な考えである「命の借り」の理念に則り、ジャー・ジャーは、クワイ=ガンとその弟子[[オビ=ワン・ケノービ]]に付き従い、激動の運命に身を投じることとなるのだった。
 
後に人間とグンガン人との仲介役を果たした功績を[[ボス・ナス]]より認められ、「グンガンの偉大なる軍隊」を指揮する将軍に任命される。しかし、実際には実権はなく、ターパルス隊長やタブラー・シール将軍が軍を指揮したのだが、シンボル的存在として士気高揚に大きく貢献した。この種族の命運をかけた「[[ナブーの戦い]]」は人間とグンガン人によるナブー側の勝利に終わり、ジャー・ジャーもまた辛くも生き残っている。
 
その後も、とんとん拍子で出世し、ナブー王室の元女王[[パドメ・アミダラ]]からの厚い信頼を受け、惑星[[ナブー (スター・ウォーズ)|ナブー]]選出の代議員になった。共和国に戦争の影が忍び寄る中、元老院の最高議会で[[ダース・シディアス|パルパティーン]]議長に非常時大権を与える緊急動議を熱弁をもって提案し、それまで日和見主義で腰の重かった議会の雰囲気を一変させ拍手喝采を浴びた。しかしこの演説がその後に続く大きな悲劇の呼び水となっていく。
 
ジャー・ジャーは善意と勇気と陽気さを兼ね備え、同時に幾らかの臆病さとずぼらさと不器用さを持った、非常に親しみの涌く人物である。しかし必ずしも飛び抜けた能力があるわけではない。それにもかかわらずジャー・ジャーは歴史の節目節目で本人の能力を遙かに超える大役を自然と担ってしまう傾向にあるようだ。その後の動乱の時代も、アミダラ議員の補佐役として活躍し、故郷ナブーで行われた彼女の葬儀にもボス・ナスと並び参列した。