「複式学級」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
5行目:
こうした学級編成は、さまざまな長短をもっている。学習は自主的に自分たちで、といった習慣が身につく。常時、グループ学習をやっているような状態なので、教師次第で、自分たちのペースでの学習ができる。ただし、子ども集団の規模があまりにも小さいので、喧嘩やいじめが生じにくく、幸か不幸か人間関係での葛藤を経験する機会に恵まれない。
またそれを補うために、[[インターネット]]を活用している学校も少なくない。それは、僻地の学校が、その欠点を補って、大都市部の大規模校と往々にして、直接の接点をもつといったケースにもなる。ある意味では、教育先端校にもなるチャンスをもつという皮肉でもある。
 
また、大都市で、人数が40人以上と多いにもかかわらず複式学級になることがある。[[仙台市立人来田中学校]]の場合、1学年と2学年の人数が1.5クラス分であるため、1クラスをその学年のクラス(1-1,2-1)もう1クラスは1・2学年の複式学級としている。仙台市の場合過疎地域の学校では複式学級で編成を行っていないため、特に過疎地域でもない中学校が複式学級を行っているという全国的にも稀なケースが起きている。
 
教育研究のためにも行われており、[[茨城大学教育学部附属小学校]]などがその例である。