== 分類 ==
有櫛動物は、独立の[[門 (分類上は'''有櫛学)|動物門'''という独立の門]]として扱われることが多い。かつては、クラゲ類を含む[[刺胞動物]]と合わせてともに[[腔腸動物]](こうちょうどうぶつ)と呼ばれ、'''腔腸動物門'''として取り扱わ分類されていきた。
伝統的な分類でには、[[ウリクラゲ目]]のみを[[無触手綱]]とし、それ以外のすべての目を[[有触手綱]]とする分類体系が行わ用いられているきた。これに対し、1990年代以降、体腔の形状から、TyphlocoelaてOspovat [[盲体腔綱]] とCyclocoela [[環体腔綱]] の2つの綱に分け(1985)は、フウリセンクラゲ目とクシヒラムシ目を後者盲体腔類(Typhlocoela)、それ以外の目を環体腔類(Cyclocoela)に含め分類する体系を提唱した。しかし、2014年までの約30年間、Ospovatの分類が出体系はほとんど知られてきているこなかった<ref>{{Cite web|url=https://faculty.washington.edu/cemills/Ctenolist.html|title=Phylum Ctenophora: list of all valid species names.|accessdate=2018/1/25|author=Mills, C. E.|year=1998–present|publisher=}}</ref>。
なお、この類は、その体が極めて軟弱で、網ですくっては壊れるため、ひしゃくのようなものを使わなければならない。また、標本にするにも、ひどい場合は薬品に触れると壊れてしまうので、生体のスケッチに頼らざるを得ないという。
* [[無触手綱]] {{Sname||Nuda}}、Atentaculata
** [[ウリクラゲ目]] {{Sname||Beroida}} - [[ウリクラゲ]]、他の有櫛動物、クラゲなどを食べる肉食性
; 新しい分類 :
* [[盲体腔綱]] {{Sname||Typhlocoela}}
** フウセンクラゲ目 {{Sname||Cydippida}}
** クシヒラムシ目 {{Sname||Platyctenida}}
* [[環体腔綱]] {{Sname||Cyclocoela}}
** オビクラゲ目 {{Sname||Cestida}}
** カブトクラゲ目 {{Sname||Lobata}}
** ウリクラゲ目 {{Sname||Beroida}}
** ミナミカブトクラゲ目 {{Sname||Ganeshida}}
** カメンクラゲ目 {{Sname||Thalassocalycida}}
** {{Sname||Cambojiida}} 目
** {{Sname||Cryptolobiferida}} 目
== 進化史 ==
{{clear}}
== 参考文献脚注 ==
{{Reflist|2}}
{{Commons|Category:Ctenophora}}
== 参考文献 ==
* 白山義久編集;岩槻邦男・馬渡峻輔監修『無脊椎動物の多様性と系統』、(2000)、裳華房
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