「刑事コロンボの犯人」の版間の差分

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:** 被害者:姪の夫、'''エドモンド・ガルヴィン'''(演:[[チャールズ・フランク]])
:** 犯行:唯一の身内である姪を愛していたが、姪は海の事故によって死亡する。姪の事故はエドモンドが仕組んだ殺人だと信じ込んでいるアビゲイルがエドモンドを金庫室に閉じこめて窒息死させ、復讐を果たすが、自書のタイトルと著者名をダイイング・メッセージに利用された。
:** 備考:コロンボの影響が大きい『古畑任三郎』に、犯行のシチュエーションはほぼそのままに、ダイイングメッセージをより心理的なものへと変更した作品がある。ラストで犯人が高齢を理由に同情を買おうと試みるが<ref>この際、「'''私だけが例外というわけにはいかないでしょうが'''」と前置きをしている。</ref>、「あなたは立派なプロでいらっしゃる。私もそうなんです」と、自らが犯した罪から逃げないよう説得されている。類似したシーンも『古畑任三郎』の別話に登場する<ref>第1シーズン第1話「死者からの伝言」と第2シーズン第5話「偽善の報酬」</ref>。第7シーズンは、前シーズンの「殺しの序曲」で製作を務めたリチャード・アラン・シモンズが全エピソードの製作を担当。シモンズは、フォークが主演した『[[トマトの値段]]』の脚本家であり、同じくフォーク主演による『''[[The Trials of O'Brien]]'' 』の製作も手がけている。新シリーズでも、「汚れた超能力」から「殺意のキャンバス」まで、製作総指揮として参加。
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; 美食の報酬 "Murder Under Glass"
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:** 被害者:CNCロサンゼルス支局長'''マーク・マキャンドリュー'''(演:[[ローレンス・ラッキンビル]])
:** 犯行:ケイは支局長マークの片腕としてテレビ作品制作に敏腕をふるうとともに、マークの密かな恋人として公私共に尽くしていた。マークがニューヨーク本社の重役として栄転することになり、ケイはマークと一緒に本社に行くか、またはマークの後任の支局長への昇進を期待したが、マークはケイに「君はアシスタントとしては最高だが、トップの器ではない」として、栄転をきっかけに二人の関係を終わらせることを告げる。この事からケイはマークの殺害を決意し、テストフィルムの上映をアリバイ工作に利用して、自ら録音したカウントダウンを聴きながらマークを射殺する。
:** 備考:本エピソードには、「パイルD-3の壁」で犯人を演じたパトリック・オニールが、スペシャルゲストスターとして出演している。吹き替えを手がけた寺田路恵は、この後「黒のエチュード」(新版)に出演<ref>「黒のエチュード」の新版は、「秒読みの殺人」よりも後に収録が行われている。</ref>
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; 攻撃命令 "How to Dial a Murder"