「ジャン＝リュック・ポンティ」の版間の差分

[[アヴランシュ]]で生まれる。ポンティは5歳で父から[[ヴァイオリン]]を習い始め、また、母からは[[ピアノ]]を習った<ref name=ginell />。その後、[[ステファン・グラッペリ]]や{{仮リンク|スタッフ・スミス|en| Stuff Smith}}といった[[ジャズ]]・ヴァイオリニストに影響を受けてジャズに関心を持つが、当初は[[クラリネット]]や[[サクソフォーン|テナー・サックス]]でジャズを演奏し<ref name=ginell />、ジェフ・ギルソンというピアニストのサイドマンとしてクラリネットを演奏した録音も存在する<ref>[http://www.allmusic.com/album/enfin%21-mw0000060087 Enfin! - Jef Gilson | AllMusic]</ref>。しかし、最終的には本格的にジャズ・ヴァイオリニストとして活動し、[[1964年]]6月に初のリーダー・アルバム『Jazz in Paris: Jazz Long Playing』を録音した<ref>[http://www.allmusic.com/album/jazz-in-paris-jazz-long-playing-mw0000229484 Jazz in Paris: Jazz Long Playing - Jean-Luc Ponty | AllMusic] - Review by Ken Dryden</ref>。[[1966年]]9月30日、[[スイス]]の[[バーゼル]]でスタッフ・スミス、ステファン・グラッペリ、スヴェンド・アスムッセンとの共演ライヴを録音し、その模様はアルバム『Violin-Summit』として発表された<ref>[http://www.discogs.com/Stuff-Smith-Stephane-Grapelly-Svend-Asmussen-Jean-Luc-Ponty-Violin-Summit/release/2553146 Stuff Smith / Stephane Grappelly* / Svend Asmussen / Jean-Luc Ponty – Violin-Summit (Vinyl, LP) at Discogs]</ref>。

 

 

1970年代前半には[[スタジオ・ミュージシャン]]としても活動し、[[セルジュ・ゲンスブール]]『[[メロディ・ネルソンの物語]]』（1971年）や[[エルトン・ジョン]]『[[ホンキー・シャトー]]』（1972年）でも演奏を残した<ref>[http://www.allmusic.com/artist/jean-luc-ponty-mn0000228299/credits Jean-Luc Ponty | AllMusic] - Credits</ref>。[[1974年]]から[[1975年]]にかけて[[マハヴィシュヌ・オーケストラ]]のメンバーとして活動し、その後は[[アトランティック・レコード]]から多くのリーダー・アルバムを発表した<ref name=ginell />。アトランティックから発表された作品はアメリカで商業的に成功を収め、『[[秘なる海]]』（[[1977年]]）と『[[コズミック・メッセンジャー]]』（[[1978年]]）はアメリカの総合チャート[[Billboard 200]]でトップ40入りしている<ref>[http://www.allmusic.com/artist/jean-luc-ponty-mn0000228299/awards Jean-Luc Ponty | Awards | AllMusic]</ref>。1977年には5弦[[エレクトリック・ヴァイオリン]]を使い始めた<ref name=ginell />。