「種子島宇宙センター」の版間の差分

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ただし[[極軌道]]に打ち上げる際には、射場の南方には民間施設があり第2段燃焼中に[[フィリピン]]の上空を通過するため、事故時の安全性の確保という点から、いったん東に向けて打ち上げてから南方に進路を変更する「ドッグレッグ・ターン」を行っており、その分ロケットの積載能力が下がり競争力の足かせとなっている<ref>[https://news.mynavi.jp/article/eiast-2/ 三菱重工、アラブ首長国連邦から人工衛星の商業打ち上げを受注 第2回 スタートラインには立つも険しい道が待ち受ける] マイナビニュース 2015年3月25日]</ref>。
さらに
 
また[[種子島空港]]は長大な滑走路を持たないため、大重量の商業衛星を積んだ航空機が着陸できない。このため衛星を積んだ航空機は遠い[[北九州空港]]や[[中部国際空港]]に着陸する必要があり、衛星を降ろした後に船に乗せ換えて種子島港まで運び、さらに陸揚げした後にもトレーラーで一般道を通って宇宙センターまで輸送してこなければならない。この点では長大な滑走路が併設されておりワンストップで衛星の輸送ができるギアナ宇宙センター等の多くの海外の宇宙センターに比べると競争力の足かせとなっている<ref>[https://news.mynavi.jp/article/20170920-hiia_inmarsat/2 三菱重工、英インマルサットから通信衛星打ち上げを受注 - 2020年にH-IIAで] マイナビニュース 2017年9月20日</ref>。