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笹子峠(新笹子トンネル)以西は、短い山間の谷間の道があり、[[甲府盆地]]の東端の一角に出る。赤坂台と呼ばれる台地を越える形になっておりアップダウンが激しい。
 
山梨県内の国道20号は、甲州街道時代の小規模集落を迂回する様に建設されてた。<!--国道20号は、-->甲府盆地の前後、[[韮崎市]]付近までは ほぼJR中央本線・中央自動車道に沿う形で延びている。<!--一方甲州街道は、釜無川流域の標高が低いところを走り、北杜市[[武川村 (山梨県)|武川町]]・[[白州町]]地区へと向かう。-->韮崎市内は釜無川左岸を走り、北杜市内の穴山橋 - 新国界橋間は釜無川右岸を走る。韮崎以西は田園風景と、七里岩の聳え立つ断崖の絶景を見ることが出来る。沿道は集落を除いて[[ガソリンスタンド]]・[[コンビニエンスストア]]などの小規模の商業施設や生コンプラント・小工場などが点在する田畑や林ばかりが続く。旧・武川村、白州町の中心市街地など一部の地区を除いて、その殆どが一次改築の際に甲州街道時代の集落を迂回する形で整備がなされており、[[線形 (路線)|平面線形]]は比較的緩やかであるが、ところどころ急勾配がある。山梨・[[長野県|長野]]県境を流れる釜無川渡る場所に新国界橋が架けられている。このおり、付近の道路は南方に聳える[[赤石山脈|南アルプス]]の山々が閉塞的な印象を与えるまでに迫っている。この橋を渡った後、過ぎるとルートは釜無川左岸へ移動、[[河岸段丘|北側河岸段丘]]面のり、信州蔦木宿を抜け南西側には釜無川と田んぼが続く光景となる。
 
長野県内は、現道が集落の中央を突き切るように走っており、宿場町の風情が色濃く残る沿道風景を見る事が出来る。諏訪郡富士見町落合では、[[立場川]]の河岸段丘を登るための[[つづら折り|ヘアピンカーブ]]と鬱蒼とした森と急な登り勾配が続き、しばらく進むと[[富士見町]]市街地に至る。富士見峠交差点を過ぎると、鬱蒼とした木々が沿道を覆う、[[富士川]]水系と[[天竜川]]水系との[[分水界|分水嶺]]でもある[[富士見峠]]に差し掛かる。[[茅野市]]までは人家疎らな地区を走り、諏訪湖を北へ行くと下諏訪町で中山道と合流し、甲州街道は終わる。上諏訪駅の先からは[[諏訪湖]]沿いを走る。塩尻峠を越えて[[塩尻市]]に入ると、岡谷側と比較して緩やかな下り坂が続く。