「凸坊新畫帖 芋助猪狩の巻」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
24行目:
|次作=[[凸坊新畫帖 名案の失敗]]<small>(1917年)</small>
}}
『'''凸坊新畫帖 芋助猪狩の巻'''』(でこぼうしんがちょう いもすけいのししがりのまき)は、[[1917年]]([[大正]]6年)[[1月]]に公開された[[下川凹天]]による国産最日本の[[アニメーション映画]]である<ref name="2017report">{{Anchor|渡辺泰|}}{{Cite web|
|author = 渡辺泰、大徳哲雄、木村智哉
|title = 国産商業アニメーション映画第一号に関する調査レポート
31行目:
|date=2017-01-01}}</ref>。
 
当時は劇場によって題名を改変する事があったため、[[1917年]][[2月]]初旬に公開された『'''[[凸坊新畫帖 名案の失敗]]'''』と同一の作品と推定される<ref>{{Cite news|title=日本アニメ史:新説、「最古」は下川凹天の別作品|newspaper=[[毎日新聞]]・東京夕刊|date=2013-07-08|author=鶴谷真|url=http://mainichi.jp/enta/news/20130708dde018040067000c.html|accessdate=2018-01-30|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130712072946/http://mainichi.jp/enta/news/20130708dde018040067000c.html|archivedate=2013年7月12日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref>。当時の映画雑誌『活動写真雑誌』1917年3月号には『芋助猪狩の巻』について「'''我邦で最初の試みとして成功せるものか'''」との記述があり、現在は国産最初期のアニメ映画『[[芋川椋三玄関番の巻]]』を差し置いて本作が'''日本初の国産アニメ映画第1号'''と位置づけられている<ref name="2017report" />。
 
[[2017年]][[4月6日]]から[[京都国際マンガミュージアム]]で開催された企画展「にっぽんアニメーションことはじめ~『動く漫画』のパイオニアたち~」では本作の再現映像や、原作と思しき下川凹天の漫画作品が掲載された『[[東京パック]]』も公開された<ref>{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/224925|title=最古の国産アニメも上映!マンガを動かしたパイオニアたちの特集展in京都|publisher=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|date=2017-03-16|accessdate=2018-01-30}}</ref>。