「ホースラディッシュ」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
Kagefumimaru (会話 | 投稿記録) アイヌワサビ、エゾワサビは別種 Cardamine yezoensis |
||
18行目:
'''ホースラディッシュ'''(horseradish、学名:''Armoracia rusticana'')は、[[アブラナ科]]の耐寒性の多年草。和名は'''セイヨウワサビ'''(西洋山葵)。
別名にワサビダイコン、フランス名(raifort)由来のレフォール(レホール)、ウマワサビ、西洋ワサビ、英名の直訳でウマダイコン
== 特徴 ==
[[フィンランド]]、[[東ヨーロッパ]]が原産。先の尖った60センチほどの明るい緑色の大きな葉が特徴である<ref name="kitano">北野佐久子『基本ハーブの事典』東京堂出版、2005年、 p152-3
現在ではアメリカ[[イリノイ州]]が世界需要の80%の生産を担っている。アメリカでは、コモンタイプとボヘミアンタイプの2品種が知られている。
白色をした根には強い辛味があり、すりおろしたものは[[ローストビーフ]]の[[薬味]]として欠かせないものとされる<ref name="kitano" />。また根を乾燥させ粉末にしたものは、粉ワサビやチューブ入り練りワサビの原料となる。ホースラディッシュの辛味成分は、[[カラシ]]と同様に[[配糖体]]で存在するため、すりおろすことで酵素が作用して辛味と香味が発現する。
[[生化学]]実験では本種由来の酵素[[ペルオキシダーゼ]]が市販、利用されている。
|