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{{出典の明記|date=2011年12月}}
[[File:Eyelashes.jpg|thumb|right|180px|人間のまつげ]]
'''まつげ'''は、[[まぶた]](眼瞼)の端に生える[[毛 (動物)|体毛]]。[[日本語]]の表記には'''まつ毛'''、'''睫'''、'''睫毛'''などがある。
== 特徴 ==
まつげは[[眉毛]]とともに[[目]]の周辺に特に発達した体毛である。眉毛は[[ヒト|人]]に独特のものであるが、まつげはさまざまな[[
一般的な体毛より太くて長さがそろっており、上下の眼瞼に3〜4列の幅をもって生えている毛で、上眼瞼の方が下眼瞼よりも長い
まつげには埃などの異物が目の中に入るのを防ぐ役割があり、上側がより発達するのもこの機能に関連していると思われる。また、[[洞毛]]と同様に、接触を感知する機能があり、[[反射 (生物学)|反射]]で眼瞼を閉じるなどの行動に直結している。これは[[眼球]]を守るのに役立つ。
== 人間のまつげ ==
まつげは胎児の7週目から8週目に生え始めるとされ、抜けた場合には4週間から8週間の周期で生え変わる。色は[[ヒトの髪の色|髪の毛の色]]と必ずしも同一とはいえず、髪の毛よりもやや明るめの色になる傾向がみられる。
まつげの毛包は、眼瞼の脂腺や睫毛腺などの腺と関係している。
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[[File:Eye lashes with makeup.jpg|thumb|right|130px|メイクアップされたまつげ。]]
[[File:Shu Uemura eyelash curler.jpg|thumb|right|130px|ビューラー(写真はシュウウエムラのもの)]]
すべての[[文化]]に共通とはいえないものの、まつげが長いことが「[[女性]]らしさ」とされる文化は多く、人為的に長くまたは多く見せたい傾向があり、[[化粧]]もそれを目指すものが大半である。まつげを彩る化粧の発祥は[[青銅器時代]]にまで遡り、その時代にはコール(kohl)と呼ばれる[[マスカラ]]の一種がすでにあった。
まつげの強調は目の強調とほぼ目的を同じにしており、マスカラ、[[アイシャドー]]、[[アイライン (化粧)|アイライナー]]などと組み合わせることによって総合的にアイメイクと呼ばれる。[[20世紀]]には[[つけまつげ]]がポピュラーになり、[[1960年代]]にそのブームはピークを迎えた。近年ではまつげを太く長く丈夫にする効果が期待できるという「まつげ美容液」とカテゴライズされる商品も市場に出回り始めた。
補助的な器具としては[[アイラッシュカーラー]](通称 ビューラー)という、まつげをはさんでカールし、上方に先端を持っていくことで目を大きく見せ、マスカラのノリを良くする、はさみ状の化粧道具がある<ref>ビューラーは
いわゆる化粧の範疇からは外れるが、「[[まつ毛エクステンション]]」(「まつ毛エクステ」、「まつげエクステ」と略される場合もある)と呼ばれる、自前のまつげに人工毛などを装着し長さや数を増やす方法もある。もともとは髪の毛の技術であった[[パーマネントウエーブ]]を施す方法もあるほか、植毛を[[美容外科学|美容整形]]として行う技術もある。
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== 関連項目 ==
{{Commonscat|Eyelashes}}
* [[つけまつげ]]
* [[まつ毛エクステンション]]
* [[マスカラ]]
* [[アイラッシュカーラー]]
{{DEFAULTSORT:まつけ}}
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