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CHR52 (会話 | 投稿記録)
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コンニャクにひじきなどで色をつけるのは、昔は皮ごとすり下ろした芋を使っていた名残である。[[江戸時代]]に製粉法が開発されて白いコンニャクを作ることが可能になったがコンニャクらしくないと評判が悪かったため、意図的に色をつけるようになった。[[近江八幡市|近江八幡]]には[[酸化鉄(III)|三二酸化鉄]]を加え、赤色に加工した「赤こんにゃく」がある<ref>[http://www.omi8.com/tokusan/akakonnyaku.htm 近江八幡観光物産協会 特産品豆知識 赤こんにゃく] </ref>。なお、コンニャクイモには劇物の[[シュウ酸カルシウム]]が含まれるため、加工には細心の注意が必要である(ゴム手袋を使うのが理想的)。
 
==== しらたき・糸こんにゃく ====
関東では材料を細い穴から押し出してから凝固させて作る<ref>[http://www.e-hikawa.com/process.html コンニャクとしらたきの製造方法]</ref>細い糸状のこんにゃくを「しらたき(白滝)」と呼んでいた。これに対して、関西では板こんにゃくを細く切って糸状にした物を糸こんにゃくと呼んでおり、製法の違いもあって両者は別物と言われていたが、現在は糸こんにゃくも細い穴を通す製法になったために両者を区別する方法はなくなったとされる<ref>[http://www.konnyaku.com/info_konjac/kon42.html 糸こんにゃくと白滝の違いは?] </ref>。このように細い糸状のこんにゃくを、主に関東地方ではしらたき、関西地方では糸こんにゃくと呼んでいる。なお、近年は東西問わず、白い「しらたき」や、おでん用に機械で巻かれた(結ばれた)ものが普及しているため、白いものを「しらたき」、こんにゃく色のものを「糸こんにゃく」と呼ぶことが一般的である。