「ゆうばり型護衛艦」の版間の差分

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|colspan=2|[[AN/SLQ-25]]対[[魚雷]]デコイ装置
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'''ゆうばり型護衛艦'''(ゆうばりがたごえいかん、{{Lang-en|''Yubari''-class destroyer escort}})は、[[海上自衛隊]]の[[護衛艦#護衛艦(DE)|護衛艦(DE)]]の艦級。先行する[[いしかり (護衛艦)|「いしかり」(52DE)]]の改良型を発展させた[[護衛艦#護衛艦(DE)|護衛艦(DE)]]として、[[1979年|昭和54年]]度及び[[1980年|55年]]度計画で1隻ずつが建造された{{Sfn|海人社|2004|p=160}}{{Sfn|香田|2015|pp=180-187}}。建造単価は166億円(昭和55年度){{Sfn|香田|2015|pp=214-219}}。
 
== 来歴 ==
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52DEの発展型として建造されたものの、本型もなお過小との評価を受け、同型艦の建造は[[1980年|昭和55年]]度計画の「ゆうべつ」で打ち切られた{{Sfn|香田|2015|pp=180-187}}。
 
その後、[[中期業務見積り#五六中業|56中業]]の[[1983年|昭和58年度]]計画では、[[いすず型護衛艦|いすず型(34DE)]]や[[ちくご型護衛艦|ちくご型(42DE)]]の更新用として、本型を発展させた1,600トン型3隻の建造が検討された。この58DEでは、水中放射雑音低減などのため主機関を[[CODOG]]方式からオリンパスTM3Bのみによる構成に変更するとともに、凌波性向上のため船型を長船首楼型に改正していたが、同年度は[[はたかぜ型護衛艦|はたかぜ型]]2番艦「[[しまかぜ (護衛艦)|しまかぜ]]」や[[あさぎり型護衛艦|あさぎり型]]など大型護衛艦の予算要求があったこともあって、[[大蔵省]]の査定落ちとなった。その後も検討と交渉が重ねられた結果、計画は[[中期防衛力整備計画 (1986)|61中期防]]に持ち越されて、設計・装備ともに刷新した[[あぶくま型護衛艦|2,000トン型(あぶくま型)]]に結実することになる{{Sfn|香田|2015|pp=220-223}}。
 
== 登場作品 ==