「石川五ェ門 (ルパン三世)」の版間の差分

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アニメでは自らすすんでタバコを吸うシーンはないが、口に挿し込まれて吸ったことはある。次元からタバコをもらい吸ったこともあり、原作ではたまに[[煙管]]をふかしているため、非喫煙者ではない模様。酒は[[日本酒]]を好むが、[[洋酒]]やビールを飲むという情景もみられる。『TV第2シリーズ』第61話「空飛ぶ斬鉄剣」では不二子が差し入れに持ってきた[[バーボン・ウイスキー|バーボン]]を「洋酒は薬臭くていかん」と嫌っていたものの口にすると気に入り盛られていた睡眠薬で泥酔するまで何杯もお代りしている。
 
「常に和服」「古風な口調や思考」「常人離れした居合の技」「女性が弱点」など、アニメが進むにつれ非常に特徴的な性格設定が施された(『PartIII』に至っては稀に語尾に「〜じゃ」が付く)。特にTVスペシャルがスタートした平成以降のアニメ作品では、盗みより修行を優先するという武士道精神を重んじる描写や、女性に恋をしたり騙されたりという純情さを描いた描写が、多く描かれるようになっている。変装時などは、ごくまれに洋服を着ることもある。TVスペシャル『アルカトラズコネクション』のエンディングでは、珍しくプライベートで洋服を着ていた(オープニングでは、カジノのディーラーに変装していた)。なお正装時は黒の紋付袴だが、きっちりと着こなしており西洋風の中で特に浮いている様子は無い(時と場所を選ばず色物を好むルパンや、常に帽子をかぶっている次元の方がよほど浮いている)。変装はルパンや次元ほどはしないが、女装<ref>『TV第2シリーズ』第28話「女刑事メロン」</ref>も含めて必要な場合には普通にしている(服を着替える程度の場合が多く変装用マクを被る事は稀である)。また漫画版『[[ルパン三世 (Shusay版)|ルパン三世S]]』、『[[ルパン三世Y]]』や『[[ルパン三世M]]』、『[[ルパン三世H]]』、『[[ルパン三世B]]』などにおいても、ほぼ、このアニメの性格設定に準拠したキャラクターとなっているが、アニメ同様、作品による容貌の違いが大きく、特に『ルパン三世Y』ではかなりの美男子として描かれている。
 
一人称は作品によってばらつきが大きい。原作漫画版では「俺」、『TV第1シリーズ』や『2015年TVシリーズ』などでは「某(それがし)」、劇場版『ルパンVS複製人間』では「私」、これらを除く『TV第2シリーズ』以降は「拙者」を主に使っている(「私」や「俺」の場合もごくわずかだがある)。キャラクター変貌の一片と見ることもできる(オリジナル小説では、「みども」を使っているものがある)。また、ルパン三世のことは「ルパン」、次元大介のことは「次元」、峰不二子のことは「不二子殿」と呼んでいるが作品によっては「不二子ちゃん」「不二子殿」と呼んでいる。銭形警部のことは「銭形」と呼んでいるが作品によっては「銭形殿」「警部」「警部殿」、『TV第2シリーズ』のみは「とっつぁん」などと呼ぶこともある。銭形に関しては、ルパンと同じく敵ながら親しみに似た感情を抱いているようで、『TV第2シリーズ』第98話「とっつぁんのいない日」では、ルパンによって銭形が殺害されたと報じられた新聞を見て、「貴様を見損なった」とする発言をしている。とはいえ、その後に「銭形殿が、さぞご無念であったろうと思い…」とルパンと次元の危機に駆けつけ、二人の窮地を救っている。