「ヴィブラフォン」の版間の差分
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{{出典の明記|date=2016年7月4日 (月) 08:27 (UTC)}}
'''ヴィブラフォン'''は、金属製の音板をもつ[[鍵盤打楽器]]で、[[鉄琴]]の一種。ヴァイブラフォンや、略してヴァイブともいう。
[[Image:Vibraphone.jpg|280px|right|ヴィブラフォン]]
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== 概要 ==
通常の鉄琴や木琴と同様、ピアノの鍵盤の順番に並べて置かれた音板を[[ばち]]([[マレット (打楽器)|マレット]])で叩いて音を出す
はねの回転の速度は変化させることができ、また、停止して演奏することもある。
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ダンパーペダルを踏むと装置が離れ、離すと装置が音板に触れ、残響を止める。
音色の変化ははねの回転速度の他に、マレットの材質(特に堅さ)や大きさ、叩く位置などによって得られる。はねの回転速度を遅くし大きめでややソフトなヘッドを持つマレットと、ハーフダンプリングを多用した[[ミルト・ジャクソン]]の奏法
マレットは主として毛糸巻きのものが使われる。また、近年はダンパーペダルとマレットを使ったミュートを組み合わせたダンプリング(Dampening and/or Pedaling Techniques)が普及している。この奏法は[[ゲイリー・バートン]]によって世界中に広められた。
ヴィブラートを使った奏者の代表としては、[[ライオネル・ハンプトン]]、[[ミルト・ジャクソン]]、国内では大井貴司等が広く知られている。ノン・ヴィブラート奏者の代表としては、[[ゲイリー・バートン]]
ヴィブラートを使う奏者は左右に1本ずつのマレットを使う2マレット・スタイルが多く、ノン・ヴィブラートの奏者は片手に2本ずつの4マレット・スタイルが多いのも特徴と言える。
音域はF2-f5までの3オクターブだが、c2-c6の4オクターブのタイプも[[ヤマハ]]、[[斉藤楽器]]
足元のペダルの部分にハープの飾りを施した物があったため、初期のムッサー社のカタログ等、Vibraharpというネーミングで呼ばれた時期がある。70年代にはビブラートを使わない奏者がアルバムクレジットに用いた事もある。
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1940年代からジャズミュージシャンが中心となってヴィブラフォンの奏法開拓と普及に貢献している。近年になってクラシックのマリンバ奏者もヴィブラフォンをメイン・インストルメンツとして演奏の中で使うようになった。
== 主なヴィブラフォンメーカー
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*[[ラディック・ムッサー|ムッサー]][http://www.musser-mallets.com/]
*[[YAMAHA]][http://jp.yamaha.com/]
▲*[[斉藤楽器製作所]][http://www.saitogakki.co.jp/] -廃業
*[[KOSTH]][http://www.kosth.jp/] -現在は取り扱っていない
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*[[大井貴司]] - [http://funky001.sakura.ne.jp/] -現代日本が誇る世界的ヴィブラフォン奏者。
*香取良彦 - 自身のジャズオーケストラを率いて、作曲家としても活動。
*宅間善之[http://www.takuma-
*齊藤易子[http://www.taikosaito.net/] - 北海道札幌市出身のマリンバ、ヴィブラフォン奏者。ドイツを中心に活躍中。
*竹田直哉[http://takeda99.nobody.jp/] - [[ビバップ]]スタイルのヴィブラフォン奏者。
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*藤田正嘉[http://masayoshifujita.com/acoustic/] - ドイツ・ベルリン在住のヴィブラフォン奏者、作曲家。
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== ヴィブラフォン作品 ==
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== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<references />
== 外部リンク ==
*[http://www.thevibe.net/ The Vibe Net] - 世界各国を代表するヴァイブラフォン奏者の情報等
*[http://sound.jp/vibistclub/ The Vibists Club] - 日本ヴァイブ協会が主催。日本国内のプロ/アマチュア・ヴィブラフォン奏者の情報、自主イベント開催
{{オーケストラの楽器}}
{{DEFAULTSORT:ういふらほん}}
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