「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」の版間の差分

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劇場版クレヨンしんちゃんとしては初となる野原一家以外を主役もしくは準主役として描かれた作品。マスコット・キャラクターとなっている[[ぶりぶりざえもん]]も話の重要な役割を占めている。
 
銃撃戦や格闘などはリアリティが追及されており、迫真のアクションシーンが展開するのが特徴。登場する銃器は全て実在のもので、作画用の設定書には射撃時のマズルフラッシュの出方や装弾数まで細かく考証され描き込まれている。肉弾戦については『[[ポリス・ストーリー3]]』(1992年)などのアクション映画を参考にしており、原は本作についてパンフレットのインタビューで「炎の友情をテーマにした、ちょっと古くて懐かしい冒険アクション映画を目指しました」とコメントしている。
 
お色気役に[[三石琴乃]]を起用したのは監督の原恵一であり、当時原が『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』(1996年)にはまっていたという事もあって、三石が演じていた[[葛城ミサト]]を意識させたキャラ設定を行っていたという。なお、お色気がしんのすけのことを「しんちゃん」と呼んでいるのも『新世紀エヴァンゲリオン』で葛城ミサトが主人公の[[碇シンジ]]を「シンちゃん」と呼んでいることからである。なお、三石は次回作から上尾ますみ役でレギュラー出演している。
 
作中にしんのすけの語りで、「ぶりぶりざえもんのぼうけん」という物語が入るが、この部分は原作者の臼井によって描かれた話をアレンジしたものである。この部分を含め、ギャグに留まらないまじめなシーンも散見される(なお、この「ぶりぶりざえもんのぼうけん」は実際に今回の映画公開前に書店で販売されていた)。