「法相宗」の版間の差分

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'''法相宗'''(ほっそうしゅう)は、インド[[瑜伽行派]]([[唯識派]])の思想を継承する、中国の[[唐]]時代創始の[[大乗仏教]][[宗派]]の一つ。[[638645年]](唐代、貞観19年)中インドから[[玄奘]]が帰国し[[唯識]]説が伝えられることになる。その[[玄奘]]の弟子の慈恩大師[[基 (僧)|基]](一般に窺基と呼ぶ)が開いた宗派である。'''唯識宗'''・'''慈恩宗'''・'''中道宗'''<ref name="sb997">{{Cite book |和書 |author=総合仏教大辞典編集委員会(編) |authorlink= |coauthors= |date=1988-01 |title=総合仏教大辞典 |edition=第一版 |publisher=法蔵館 |volume= |page=997 |isbn=}}</ref>とも呼ばれる。[[705年]]に[[華厳宗]]が隆盛になるにしたがい、宗派としてはしだいに衰えた。
 
[[日本の仏教|日本仏教]]における法相宗は、玄奘に師事した[[道昭]]が[[法興寺]]で広め、[[南都六宗]]の一つとして<ref name="コトバンク南都六宗">{{Cite web|url=https://kotobank.jp/word/%E5%8D%97%E9%83%BD%E5%85%AD%E5%AE%97-108904|title=南都六宗(なんとろくしゅう)とは - コトバンク|publisher=朝日新聞社|accessdate=2017-08-03}}</ref>、8-9世紀に隆盛を極めた。