「コルグ・Mシリーズ」の版間の差分

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== Mシリーズの製品 ==
;M1
:[[1988年]][[5月]]発売。61鍵。PCM音源と独立2系統ステレオ・デジタル・エフェクター、8トラックの内蔵シーケンサーを搭載している。鍵盤は、ヤマハから[[OEM]]供給を受けたFS鍵盤をコルグのシンセサイザーで初めて採用した。最大同時発音数16音。マルチティンバー 8トラック 波形容量 4MB(16bitサンプリング) 定価248,000円。[[明和電機]]のミニアルバム『魁 さきがけ 明和電機』において経理のヲノさん事[[ヲノサトル]]が多用している。また、[[P-MODEL]]の[[平沢進]]もソロミュージシャンとして活動し始めた時に自宅での打ち込みのために使用し、足りない部分と歌をスタジオで補完するレコーディング体制が整った。[[ケン・イシイ]]も初期の頃の楽曲制作にあえてパラメーター異常の状態から独自に作成した音色を使用していた。[[ニューエイジ・ミュージック]]を制作する[[姫神]]も1989年発売の風土記で使用を開始している。比較的安普及格帯に現れた完全なPCM音源としては最初期の製品であり、出音のリアルな響きに数多くのミュージシャンが驚愕した。FM音源よりもリアルかつ音色作成が容易であり、1990年代初頭までにはFM音源が中心であったシンセサイザーの勢力図を完全に塗り替えた
 
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