「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYの登場人物」の版間の差分

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: 地球連邦宇宙軍所属で階級は大将。劇中で行われた[[観艦式]]の観閲官。[[イギリス]]出身者であるらしく、観艦式の演説に[[プランタジネット朝]]の[[エドワード3世 (イングランド王)|エドワード3世]]の故事を引き、私生活の面では紅茶を必ず定時に愛飲するなど、[[ステレオタイプ]]な英国紳士的振る舞いに固執する。タカ派であるが、同じくタカ派の筆頭である[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]らとは対立関係にある。
: 乗艦はルナツー方面軍第2守備艦隊旗艦[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#バーミンガム|バーミンガム]]。腐敗した連邦軍人として描かれた人物ではあるが、星の屑作戦前夜に[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]からの求めに応じ、作戦の詳細を得るため取引を行おうとする策士的な一面もある。アルビオンの意図せぬ妨害により目論みは消え去るが、密会が露見しそうになれば機転を利かせて小芝居を打ち、モビルスーツの有効性を認めている発言もしていることから無能とは言い難い側面も持つ(アルビオンの横槍がなくシーマ艦隊との取引が成立していれば、星の屑作戦を防げた可能性は高い)。その後、[[ソロモン (ガンダムシリーズ)|コンペイトウ]]で観艦式を行うことでジオン残党を誘き寄せ一網打尽にしようと企むが、ガトーの核攻撃で死亡。加登屋みつるの漫画版では連隊の総指揮官として登場するが、映像版と同様の最期を遂げる。
 
: コンペイ島司令部での観艦式前の訓示で「スペースノイド共」との発言が出ている事からスペースノイドに対して明確な差別意識を有していると思われる。
 
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: 漫画『[[機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ|MSV-R 虹霓のシン・マツナガ]]』では、宇宙世紀0079年9月、[[宇宙世紀の施設と地名#ルナツー|ルナツー]]から艦隊を率いて、[[ザビ家#ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ・ザビ]]の出生祝のために[[ザビ家#ドズル・ザビ|ドズル]]、[[ザビ家#キシリア・ザビ|キシリア]]、[[ザビ家#デギン・ソド・ザビ|デギン]]のザビ家3名が集うソロモンを襲撃する「アンタレス作戦」の指揮をとるが、[[機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍 (あ行-さ行)#コンスコン|コンスコン]]艦隊らの抵抗により撤退する。
 
: 漫画版『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』ではシーマとの取引をアルビオンのモビルスーツ隊が意図せずに妨害してしまった際に取引停止を防ぐためにアルビオン側のモビルスーツをバーミンガムの主砲で蒸発させようとするなど、策謀家として頭の回転の速さを見せている(結局実行前にアルビオンからのレーザー通信が入り、友軍撃墜のログデータが残る事を恐れて未遂)。観艦式ではソロモン戦で大破したビグ・ザムを連邦系技術で修繕した機体を観艦式で繰り出すが、敵モビルアーマーから出現したガンダム二号機を撃墜し損ねてしまい、乗艦バーミンガムや回収したビグ・ザム諸共本編同様の結末を迎える。
:本作ではシーマとの取引を快諾していた理由として、ジオンに同胞たるスペースノイド虐殺を強要された彼女と同じ元海兵ゲール・ハントを利用して彼らの声を被害者として世界に届ける事でジオンを「悪」、地球連邦政府を「悪からスペースノイドを護る絶対的守護神」として生き残ったスペースノイドを政治的に「征服」しようとする等、陰謀にも長けている。
 
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