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南部[[アンダルシア州|アンダルシア]]地方にイスラーム文化の影響が非常に強く残っている。旧植民地であった[[ラテンアメリカ]]諸国との伝統的友好関係も非常に重要となっており、毎年スペイン・[[ポルトガル]]とラテンアメリカ諸国の間で持ち回りで開催される[[イベロアメリカ首脳会議]]にも参加している。1986年の[[欧州共同体|EC]]加盟以降、そこに属してスペインへ資本を輸出する国との関係が相対的に密接となっている。スペインはアフリカ大陸に位置するスペイン領の[[セウタ]]と[[メリリャ]]の帰属を巡り、モロッコと領土問題を抱えている。モロッコは[[ダノン]]などのフランス企業がすでに60年以上かけて事業関係を築いてきた国である。また、スペインが1801年以来実効支配している[[オリベンサ]]に対してポルトガルが返還を求めている。ポルトガルとの間には両国を統一すべきであるとの[[イベリスモ]]思想も存在する。この点、[[英葡永久同盟]]の存在と、イギリスからスペインへ投資が行われていることに注意を要する。[[ジブラルタル海峡]]は[[チョークポイント]]であり、[[ケーブル・アンド・ワイヤレス]]の[[海底ケーブル]]が敷設されている。
 
[[日西関係史]]としては、[[岩倉使節団]]の記録である『[[米欧回覧実記]]』(1878年(明治11年)発行)には、その当時のスペインの地理・歴史について記述した個所がある<ref>[[久米邦武]]編『米欧回覧実記・5』[[田中彰 (歴史学者)|田中彰]]校注、[[岩波書店]]([[岩波文庫]])1996年、126-140頁</ref>。日本の[[鉱業法]]はスペインのそれをモデルとしている。<br>
 
2018年1月1日付けで、外交関係樹立150周年を記念し「日本・スペイン外交樹立関係150周年推進委員会」を設立、「日本・スペイン外交樹立150周年事務局」を外務省欧州局に設置し、周年事業のための公式ロゴも用意された<ref>{{citeweb |url=http://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/es/page25_001142.html |title=日スペイン外交関係樹立150周年 |date=2017-12-12 |accessdate=2018-02-26 |publisher=外務省}}</ref>。周年事業登録を募集するサイトも日本語とスペイン語で公開された<ref>[http://www.es.emb-japan.go.jp/JPES150/jp/index.html 日本スペイン外交関係樹立150周年特別ホームページへようこそ]</ref>。
 
== 地方行政区画 ==