「三菱・グランディス」の版間の差分
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2003年に発表された、ダイムラー・クライスラーと共同開発した[[燃料電池]]自動車はグランディスがベースだった。[[メルセデス・ベンツ・Aクラス|F-Cell]]の技術を取り入れ、[[バラード・パワー・システムズ]]製燃料電池と最高出力65kWのモーターを搭載した。しかし車両重量が2トンに及び、また水素ボンベの関係でサードシートをなくし乗車定員は5人に減少。経済産業省主導の[[水素燃料電池実証プロジェクト]]([[JHFC]])にも参加したが後に撤退した。
発売当初、月間3,000台の販売台数を計画。広告ではデザインの美しさを前面にアピールしたものの、期待したほど受け入れられず、販売につながらなかった。好みが分かれるスタイリングや、競合車種の登場、そして翌2004年の[[三菱リコール隠し|三菱ふそうリコール隠し問題]]も追い打ちをかけ、厳しい販売状況となってしまった。日本向けの生産を終了する2009年春ごろには日本でのステーションワゴン型Lクラスミニバン市場自体が萎んでおり、月販わずか30数台という惨憺たる状況であった。しかし、逆に個性的な外観が海外市場では受け入れられ[[欧州]]や[[タイ王国|タイ]]では権威ある賞を受賞するなど海外では根強い人気を持つ。また、[[ベストモータリング]]のミニバンで[[サーキット]]を走る企画では[[ホンダ・オデッセイ|オデッセイ]]
== 歴史 ==
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