「朝青龍明徳」の版間の差分
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さらに5月場所は9連勝の後10日目に[[安美錦竜児|安美錦]]に敗れると調子を崩し、12日目からは4連敗で10勝5敗に終わり、横綱昇進後初めて2場所連続で優勝を逃すとともに、白鵬の連覇と横綱昇進を許した。翌7月場所の番付は白鵬が新横綱となり、朝青龍の一人横綱も21場所で止まった(一人横綱の最長記録である)。その同7月場所では初日に再び安美錦に敗れ、前場所から続けて5連敗を喫した。これらの不振に関しては前述の八百長疑惑報道の影響も指摘された。それでも2日目からは14連勝して14勝1敗で3場所ぶりの優勝、白鵬に対し先輩横綱としての意地を見せるとともに、完全復活を果たしたかに見えた。
当時の理事長[[北の湖敏満|北の湖親方]]はこの際「あいつは意外と気が小さいから」と述べて、角界から朝青龍が去ってしまう可能性を危惧したとも言われている<ref>[http://www.sponichi.co.jp/sports/special/thefeature/2007sumouyaocho/KFullNormal20070802078.html 処分踏み切った裏に横綱・白鵬の存在][[スポーツニッポン]]2007年08月02日配信{{リンク切れ|date=2017年10月}}</ref>。また同時に師匠の高砂親方も減俸30%4ヶ月の処分を受けた。この処分に対し[[日本]]並びにモンゴルの[[マスメディア]]が大々的に報道、在モンゴル日本大使館ではこの処分に対して[[市民]]が抗議デモを起こした。また[[駐日モンゴル国大使館|在日モンゴル大使館]]は7月31日、「サッカーはモンゴル国主催のチャリティー大会のイベントであり、日本[[外務省]]を通じ半ば強引に参加を要請したもので、大変なこととなり迷惑をお掛けした」と日本相撲協会に対し謝罪した<ref>モンゴル大使館が謝罪 朝青龍のサッカー問題で[[日本経済新聞]]</ref>。27日には、[[日本経済新聞]]等で「[[東京国税局]]の税務調査を受け、テレビ番組やCMの出演料などの一部を申告していなかったなどとして、2005年までの3年間で約1億円の申告漏れを指摘されていた」ことが報道された。追徴税額は過少申告加算税を含め約3000万円であった。
▲同年8月6日には、心療内科医・[[本田昌毅]]の往診により「[[神経衰弱 (精神疾患)|神経衰弱]]および[[抑うつ|抑うつ状態]]」との診断を受けていた<ref>朝青龍「心」の診断結果は「うつ寸前」 『スポーツニッポン』 2007年8月6日</ref>ものの、後に協会医務委員会が紹介した[[精神科医]]により[[解離性障害]]と診断されたと発表。協会は謹慎処分を一部訂正しモンゴルへの帰国を承認した。これを受け同月29日に治療をするとしてモンゴルへ帰国した。
9月場所を出場停止処分により全休したため、11月場所では新横綱であった2003年3月場所以来となる西横綱となった。
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