「ヴァレンティーナ・リシッツァ」の版間の差分

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[[ルイセンコ記念キエフ特別中等音楽学校]]を卒業後、[[キエフ音楽院]]へ進学。ヴァレンティーナ・リシッツァは数々のインタヴューの中で、「私は前途有望な学生とし教育を受けたが常に正反対のことばかりしていた、教える側にとって難しかったはずだ」と話している。同音楽院で後に夫となるアレクセイ・クズネツォフと出会う。[[1991年]]、2台ピアノのコンクールで最高峰と言われる[[マレイ・ドラノフ国際2台ピアノコンクール]]で優勝。1992年に渡米。同年クズネツォフと結婚。
 
ヴァレンティーナ・リシッツァは、特定の時代や作曲家を超えて、幅広いレパートリーを持つピアニスト。
主な演目: Beethoven, Rachmaninov, Liszt, Schubert, Schumann, Chopin, Prokofiev, Tchaikovsky, Scriabin, Modest Musorgski, j.S. Bach, Philip Glassなど。
 
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また、[[カーネギー・ホール]]、[[エイヴリー・フィッシャー・ホール]]、[[ウィーン楽友協会]]など世界を代表するコンサートホールで演奏した。
 
2006年、アレクセイ・クズネツォフが制作しアマゾンで売り出したDVD、Valentina Lisitsa Chopin Etudesは彼らによるYouTube投稿を契機にアマゾンでのその売上が急増。ヴァレンティーナ・リシッツァは、インターネットを通して、ついに世界的な名声を得るに至った。2007年以来、Youtubeチャンネル ValentinaLisitsa の登録者は20172018123月時点で3840万人を超える。
 
2012年5月にロンドンのデッカ・レコード(Decca Records)<ref>http://www.deccaclassics.com/us/artist/lisitsa/biography</ref>と契約。同年6月、[[ロイヤル・アルバート・ホール]]で初リサイタルを行い、そのライヴは録音録画されCD/DVD発売されている。
 
2013年発売の「Valentina Lisitsa plays Listz」(リシッツァ・プレイズ・リスト)について、公式サイト上でのリシッツァの話によると、フランツ・リストは子供時代からよく弾いていたが、その名曲を収録した一般的なベスト盤を作ることを趣旨としたのではない。
 
2013年2月の[[ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団]]の本拠地での初演奏を皮切りにヨーロッパ全土、ワシントン、ブリスベン(オーストラリア)、ソウルでリサイタルを開催。2014年はロサンゼルス、パリ(サル・プレイエル他)、ミラノ、ウィーン、ドレスデン、ライプツィヒ、イスタンブール、サンパウロで演奏。同年、ベルリン交響楽団のソリストとして来日し、6月24~7月6日まで日本全国公演。その際、7月4日に東京渋谷の[[タワーレコード]]でヴァレンティーナ・リシッツァのミニ・ライブとサイン会が開催された。2015年は数々の交響楽団([[シンシナティ交響楽団]]、[[ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団]]、[[プラハ交響楽団]]ほか)のソリストとし演奏。ヨーロッパ、アメリカ大陸、アフリカ、アジアを含め世界中で演奏活動を行っている。
 
=== DISCOGRAPHY - CD/DVD ===
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