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Early0915 (会話 | 投稿記録)
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鹿児島中央駅からしばらくは、鹿児島市内南部の商業・住宅地帯を通る。そのためかなりの通勤通学需要があり、列車本数が多い。並行する鹿児島市電は輸送力が大きくない上に全区間均一運賃でありながら依然として後乗り・前降り方式のため、朝夕は比較的近距離区間相互では乗降が非常にしにくいほか、片道運賃ではJRと同額またはJRの方が割高となるものの、定期券では市電の全線定期券よりもJR定期券の方が圧倒的に安くなることから市電を敬遠して当線を利用する人が多い。
[[File:Ibusukimakurazakisen_1.jpg|thumb|none|200px|車内から鹿児島方面を望む。石油備蓄基地や桜島が見える。]]
市街地が途切れる五位野駅からは住宅地や畑の中が主な車窓である。平川駅あたりから宮ケ浜駅あたりまでは[[鹿児島湾]]の海岸線沿いを走り、対岸には[[桜島]]や[[大隅半島]]が見える。
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多くの普通列車・快速列車で[[ワンマン運転]]を行っているが、朝の一部の列車は車掌が乗務している。また、[[鹿児島本線]]と直通する鹿児島発着の列車も平日の朝に1往復、午後に2往復ある。
 
鹿児島中央駅 - 喜入駅間は15 - 40分間隔である。喜入駅 - 指宿駅・山川駅間はほぼ1時間間隔となる。夕方には鹿児島中央駅 - 慈眼寺駅間、平日夜と毎日深夜時間帯は鹿児島中央駅 - 五位野駅間の区間列車も運行される。2017年3月改正においての最短運転間隔は喜入駅における6分であり、同駅での上り特急直後に同駅で折り返す上り普通がこれに当たる。
 
2016年3月改正で慈眼寺発着1往復が設定されたことで平日の鹿児島中央駅基準の運転本数は特急を含めて上り49本・下り51本<ref group="注釈">上下で本数が異なるのは、深夜時間帯の下り列車の一部が到着後に客扱いせず回送で戻っているためである。</ref>となり、単線非電化路線でありながら複線電化である鹿児島本線伊集院方面の同駅基準の平日上下各42本(貨物列車を除く)を大幅に上回るなど、九州新幹線を含めて鹿児島中央駅を発着する路線で最大の運転本数がある。運転本数のみでなく運転時間帯も広く、始発は国鉄時代より毎日上下とも4時台<ref>下り始発の鹿児島中央発山川行き4:51、上り始発の山川発鹿児島中央行き4:42。ただし2018年3月17日改正より山川行き始発は4:53に繰下げ(山川到着時刻は変更なし)、鹿児島中央行き始発は山川-喜入間が廃止となり喜入からの運転となるため(喜入から先の時刻には変更なし)、上りの始発が5:13喜入発となり上りの4時台は消滅する。</ref><ref>始発時刻が早いのは鹿児島中央駅前で戦前から開かれている「指宿線朝市」への行商人が多く利用していたことからとされている。しかし高齢化や出店者減少によるテナント費用の負担額増加などが要因で2018年3月をもって市は廃止されることになった。</ref>、終着はJR化後に時刻繰り下げが繰り返されてきた結果、毎日下り最終で日付を跨ぐようになった。
 
山川駅 - 枕崎駅間は運行本数が1日6 - 8往復と少なく、4 - 5時間ほど列車のない時間帯がある。鹿児島中央駅 - 枕崎駅間を直通する列車は1日下り3本・上り4本だけで、ほかは指宿駅または山川駅で乗り換えとなる。指宿駅または山川駅 - 西頴娃駅間の区間列車もある。