「アメリカ合衆国大統領就任式」の版間の差分

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== 就任宣誓 ==
1937年以降は、[[アメリカ合衆国憲法]][[アメリカ合衆国憲法修正第20条|修正第20条]]により、[[アメリカ合衆国大統領選挙|大統領選挙]]一般投票翌年の1月20日正午([[東部標準時|アメリカ東部標準時]])より新大統領の任期は開始されるが、[[s:アメリカ合衆国憲法#第2条|憲法第2条第1節8項]]により、アメリカ合衆国大統領はその職務を執行する前に{{cquote|私は合衆国大統領の職務を忠実に遂行し、全力を尽して合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に誓う(もしくは確約する)。<br>“I do solemnly swear (or affirm) that I will faithfully execute the Office of President of the United States, and will to the best of my Ability, preserve, protect and defend the Constitution of the United States. So help me God.”}}との宣誓(oath)、または確約(affirmation)をする義務がある。明文上の規定はないが、冒頭は「私、[宣誓者のフルネーム]は~」(例:I, [[ドナルド・トランプ|Donald John Trump]] do solemnly swear, ~)とはじめ、宣誓の場合は最後に「So help me God.」(神よ照覧あれ。)と付け加えるのが慣例。大統領就任式は新大統領の就任を国内外に宣明する式典であるとともに、式典のハイライトである就任宣誓は法的手続きでもある。通常の法的手続きとしての宣誓は、介添人が宣誓者に「~と厳粛に宣誓するか?」と問い、宣誓者が「する。」(I do.)とのみ短く答える形がアメリカでは一般的だが、大統領および副大統領の宣誓は、介添人が先に述べた言葉を宣誓者が区切りごとに復唱し、全文を宣誓者自身が読み上げる形となる。宣誓者と介添人は対面して共に右手を上げ、宣誓者は左手を配偶者などが持ち支える[[聖書]]の上に置く
 
大統領の宣誓は首都[[ワシントンD.C.]]の[[アメリカ合衆国議会議事堂]]前で、新大統領の任期開始時刻と合わせて行われる。就任式当日は祝日となる。