「バッテリーバックアップ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
編集の要約なし
36行目:
 
=== 歴史 ===
はじめてバッテリーバックアップを採用したゲームソフトは、[[1986年]][[11月]]発売の『[[ハイドライドシリーズ#ハイドライドII|ハイドライドII SHINE OF DARKNESS]]』([[T&amp;E SOFT]])の[[MSX]]版である。同社は前作『ハイドライド』ではパスワードを発明したが、『ハイドライドII』においてパスワードを採用すると、約50文字近くなってパスワードの記録ミスが頻発する可能性が高く、パスワードの入力を間違えるたびにプレイヤーが苦痛を味わう、と考えた。そこで同作においては、パーソナルコンピュータの本体に内蔵することが常識だった16KBのSRAMとリチウム電池をROMカートリッジの内部に内蔵するということが考え出され、バッテリーバックアップの採用に至ったのである<ref>MSX版『ハイドライドII』同梱の説明書の中にある開発後記による</ref>。
 
しかしながら、[[1988年]]にMSX2+規格への移行により[[フロッピーディスク]]が規格化されると、MSX用ゲームでは不安定なバッテリーバックアップに代えてディスクメディアでのセーブがメインとなった。また、他にコンピュータゲームのプラットフォームとして当時流通していた[[PC-8800シリーズ|PC-8800MkIIシリーズ]]、[[PC-9800シリーズ]]、[[Macintosh]]シリーズなどではすでにフロッピーディスクドライブが標準搭載となっていた。