「シングル磁気記録方式」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
タグ: 2017年版ソースエディター
18行目:
原理上、データの部分的な更新 (ランダム書き込み) は難しく、仮に出来ても速度が遅いというデメリットがある。磁気ヘッドの幅がトラックの幅より広いため、ある1本のトラックのデータを上書きしたい場合であっても、複数のトラックにまたがってデータを書き換えてしまう事に起因する<ref name="seagate" />。
 
更新を可能にするために、[[#ドライブマネージド|ドライブマネージド]]型のドライブでは[[キャッシュ]]を利用するが、キャッシュのクリア作業が予期せぬタイミングで起こる等の理由で、書き込み速度が大幅に劣化する事が知られており<ref>{{Cite web|url=https://www.theregister.co.uk/2015/06/09/hgst_packs_shingles_to_make_10tb_drive/|title=HGST shimmy shimmy shingles its way to a 10TB spinning rust drive|publisher=The Register|accessdate=2018-03-03|date=2015-06-09|language=英語}}</ref>、性能面で完全な解決には至っていない。そもそもシーケンシャルな書き込みしか受け付けず、ランダム書き込みにはエラーを出力する[[#ホストマネージド|ホストマネージド]]型の仕様も策定されつつある。
 
再生はシーケンシャル・[[ランダムアクセス]]共に通常のハードディスクと同等の性能が期待できる。