「無階級社会」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
階級社会へのリダイレクト
Ikedat76 (会話 | 投稿記録)
rv.
1行目:
'''無階級社会'''(むかいきゅうしゃかい)とは、[[マルクス主義]]の用語で、所有者と[[無産]]者が分立していない社会を指す。[[支配]]・被支配、[[搾取]]・被搾取の関係がない。
#REDIRECT [[階級社会]]
 
[[狩猟採集]]の[[原始社会]]は、無階級社会だった。[[生産力]]が極めて低く、起きている時間のほぼ全てを[[食糧]]確保に割かなければならない状況で、平等の[[労働]]と、平等の[[分配]]が原則になっていた。
 
[[国家]]成立以降の[[階級社会]]は、マルクス主義の立場では異常な状況で、無階級の[[共産主義]]社会が実現してこそ、「人類前史」は終焉すると[[カール・マルクス]]は述べる。そうして、階級社会を克服した上で実現する無階級社会は、極めて生産力が高く、「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」とされる。
 
[[社会主義]]社会では、既に逃走過程に入っているとは言え、支配階級の[[ブルジョワジー]]は残存するとされ、徹底的に叩き潰さなければならないと、[[レーニン]]は考えた。
{{substub}}