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; 史上初の6名によるプレーオフ、それに伴う過密スケジュール(第76期)
:上述の三浦弘行の地位保全によって第76期A級順位戦は通常より1名多い11名で行われる運びとなり、[[久保利明]]・[[豊島将之]]の6勝3敗、[[稲葉陽]]・[[広瀬章人]]・[[佐藤康光]]の5勝4敗、抜け番で6勝4敗確定の[[羽生善治]]が居る状態でA級順位戦最終局一斉対局の2018年3月2日を迎えた。静岡県の[[浮月楼]]で行われたこの一斉対局で、広瀬が豊島を、残留がかかっていた[[深浦康市]]が久保を下し、佐藤は既に降級が決まっていた[[屋敷伸之]]に勝利、稲葉も[[行方尚史]]に勝利したことで、6勝4敗6名によるプレーオフが発生した。名人挑戦に王手をかけていた久保・豊島はどちらも共にB級1組から昇級した直後であり、奇しくも挑戦に最も近づいていた2者(両者とも勝っていれば2者だけのプレーオフ、どちらか一方のみであれば挑戦者決定であった)が、プレーオフの[[トーナメント方式#パラマストーナメント(ステップラダー)|パラマス方式トーナメント]]で5勝しなければならない最も不利な立場となってしまった(第76期の序列は稲葉(1位)、羽生(2位)、広瀬(4位)、佐藤(8位)、久保(9位)、豊島(10位)である)。しかも久保と豊島は第67期[[王将戦]]の当事者でまさに番勝負が進行中(最終一斉対局の段階で久保から見て3勝1敗であった)であり、この合間を縫わなければならない事態となった。
:この両者による初戦の対局日程はA級順位戦最終日の2日後の3月4日(久保に至っては終局が0時を跨いでいたため厳密には翌日)に関西将棋会館でとなり、両者は即座に大阪へ移動し対局に望んだ。結果は豊島の勝利となり、2回戦進出。その翌日昼には王将戦第5局(3月6・7日)のため[[島根県]][[大田市]][[三瓶温泉]]へ移動して再び両者が対局、こちらも豊島が勝って豊島から見て2勝3敗となり、王将戦第6局(3月14・15日、[[松本市]])の開催が確定。豊島は王将戦が終わった翌8日に大阪へ戻り、中1日の3月10日に佐藤と対局し勝利、さらに翌11日に東京へ移動して12日に東京で広瀬と対局となっいる勝利豊島はこ広瀬戦の結果にかかわらず、まま翌13日に松本へ移動し14・15日の第6局に望む予定とんだが破れ、王将奪取はらなかた。その後移動を含め中2日おて、3月18日に東京での羽生との対局に望む予定である。豊島は3月に入ってからここまでで持ち時間6時間以上の対局だけ1518日間で67局こなし、確実に対局も移動も無い日は3月9日の1日だけという過酷極まりないスケジュールとなっている。
 
=== B級1組 ===