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: 大黒市の管理するセキュリティプログラムが、「電脳メガネ」により視覚化された際にバレーボール大の球体に見えることから、子供たちの間でこの名称が定着している。複数機が宙を浮遊しながら市内を巡回し、後述する「サッチー」の探査範囲を拡げるほか、自らもビームを放ち、小規模なバグを[[初期化]]したり、データの破損を修復する。正面は[[〒]]マークを模したようなデザインになっている。
; サッチー
: 正式名称「サーチマトン」。大黒市の空間管理室が導入した強力な違法電脳体駆除ソフト<ref>書籍等には「違法電脳体駆除ソフト」と記されているものが多いが、その呼称が作中で呼ばれたことは無く、単に「[[アンチウイルスソフトウェア|ウイルス駆除ソフト]]」と呼ばれている。</ref>。視覚化された姿は、赤く丸みを帯びた形で巨大(高さ2.5から3メートル)、顔は[[顔郵便マーク#ポストンの導入|日本の郵政省のマスコットキャラクター]](〠)に似ている。腹部(にあたる部分)に前述の「キュウちゃん」を4機<ref>サーチマトンを数える単位は、絵コンテ・関連書籍の中でも「機」「基」「体」等さまざまであり、統一されていない。</ref>収納することができる。大黒市内に複数機が配備されており、「'''ボクサッチー、ヨロシクネ'''」と音声を発しながら滑るように移動する<ref>この音声や「サッチー」という愛称はすべてヤサコの父、一郎が考えたもの。</ref>。収納したキュウちゃんから駆除対象に向けてビームを放ち、命中した電脳物質のデータを初期化する。あまり高度な識別機能を持っておらず、わずかにバグを持っている電脳ペットや、メガシ屋で売っているような「ちょっとお茶目な電脳ツール」も駆除対象と認識して攻撃する。そのため、大黒市の子供たちには恐れられている。自らを壁から壁へ「郵」の字の文様の陣を通し転送でき、距離を無視して駆除対象に近づくことができる。郵政局の管轄なので、管理外ドメイン<ref>「ドメイン」について作中で説明されていないものの、特定の権限を持つもののみアクセス可能な電脳空間といえる。</ref>である、民家(ホームドメイン)や学校(文部局の管轄)、病院、公園の敷地内、神社などの[[鳥居]]のある敷地(文化局の管轄)には許可なく入や認識ができないようになっている。子供たちはそれを利用し、大黒市に点在する神社を隠れみのとしている。標的を感知できる範囲は半径20メートル程度だが、キュウちゃんによって探査範囲を広げている。「ポチ」「タマ」「ミケ」「チビ」「コロ」の5機が登場する。
; 2.0(ニーテンゼロ)
: サッチーよりも高レベルのフォーマットを実行できる違法電脳体駆除ソフト。メガマス及び電脳局の管轄。普段は稼動しておらず、メガマスの判断、もしくは行政側からの依頼があった時のみ出動する。視覚化された姿は黒いキューブ状で、サッチーよりも小型。出現時には「法」の字の文様の陣が形成される。特別な許可を受け、神社や民家へも入することができる。性能はサッチーを大きく上回る。物理結界を持っており、ほとんどの攻撃を防ぐことができる。サッチーと同様に母機と子機がいるが、通常時には子機単体で行動する。緊急時には6機が合体したり、親機と合体して行動する<ref>絵コンテ中では「フォーマットマトン」・「フォッチー」・「キューブ」とも記されている。他に、雑誌・書籍等では<!-- テレビ番組のあらすじを掲載している雑誌類ではおもに -->「新型サッチー」・<!-- と呼称しており(第22話では『テレビ・ステーション』(関東版)2007年23号が -->「新型ウイルス駆除ソフト」・<!-- 、『Newtype』『アニメージュ』2007年11月号および公式サイトでは「新型サッチー」、『アニメディア』2007年11月号では -->「新型サーチマトン」・<!-- 、第25話では『アニメージュ』2007年12月号および公式サイトが -->「新型サッチー2.0」・<!-- としている)-->「フォーマットマトン2.0<!-- ロマンアルバム中 -->」等とも記されている。作中でも第22話にてヤサコが「新型サッチー」と呼ぶ場面がある。また第23話の字幕放送では「キューブ」と呼ばれている。</ref>。
 
== 用語 ==