「賢者の石」の版間の差分

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== 概要 ==
一般によく知られた賢者の石は卑金属を金などの貴金属に変えたり、人間を不老不死にすることができるという。霊薬としてのエリクサーと同様のものとして考えられることもある。見た目は諸説あるが、アラビアにおいては黄色で卵のような形、西洋においては赤い石の形が一般的だが、実際には石とは我々のいう「石」ではなく、液体だったとしても石として扱われる。
 
[[12世紀]]に[[イスラム科学]]からの錬金術が輸入されると、[[ヨーロッパ]]では賢者の石の探求熱が高まった。[[神秘主義]]的な[[ヘルメス思想]]とともに、様々な伝説と風聞が広まり、[[小説]]の題材としても使われる。[[黒魔術]]と関係付けて語られることもある。
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金を融かし込んだ溶液に卑金属を漬け、銅線で微弱な[[電気]]を送ると卑金属表面に金が固着する。[[電気鍍金]]である。最古の[[電池]]として[[バグダッド電池]]が古代中近東メソポタミアのごく一部で使われていたとの見解もある。
 
== 錬金に関する伝承==
当然書く人で差はあるが、1:金をとにかく熱することで己と金の両方を高める 2:硫黄と水銀を混ぜ、特定の操作と薬品又はハーブを使う 3:金と銀を結合させる
などがある。ただしどれも信憑性はなく、3は有り得ないこともすぐに分かる。
 
== 中国の錬丹術 ==