削除された内容 追加された内容
曖昧な箇所を整理など。大祭司、系図など
来歴 少し言い換え
26行目:
またダーレスの体系付けた'''クトゥルフ神話'''、その中でも特に「四大元素」論派においては、[[旧支配者]]の一柱で「水」を象徴し、「風」の象徴である[[ハスター]]とは対立するものとされた。ここから[[水神]]と解釈されることがあるが、ラヴクラフトによる元来の設定では、自らの墓所を含むルルイエが水没したために活動を制限されているのであり、水棲種族[[深きものども]]から信奉されている描写こそあれ、水や水棲の者を統べるといった要素は見られない。またクトゥルフ自身の持つテレパシー能力も、大量の海水によってほとんどが遮られている。
 
「旧支配者の大祭司」とされる。だがこれでは「旧支配者'''を'''崇拝する者達の中の神官」であるのか「クトゥルフ自身''''''旧支配者であり、'''その中の'''神官職にある」のか不明瞭ではっきりとしない。『[[ダニッチの怪]]』で引用される「ネクロノミコン」の記述によると前者にすぎず、旧支配者特に[[ヨグ=ソトース]]などには明確に及ばない存在とされる<ref group="注">ラヴクラフトの著作においては「旧支配者」と呼称される謎の存在は、実体が別次元にあるため人類には不可視だと述べられていることが多い。</ref>。これらの理由から、TRPG経由設定などではクトゥルフを旧支配者、ヨグ=ソトースを[[外なる神]]にカテゴライズしているものが多い。
 
上記の設定によりハスターは、クトゥルフと敵対関係にあり、クトゥルフを信奉する集団や怪物と敵対する者たちにとって味方となる。このためハスターが人間を手助けすることがある。例えば、ラバン・シュリュズベリィは、クトゥルフの信者たちと戦い、ハスターの助力を受けた。