「ペーパーカンパニー」の版間の差分

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; 法的根拠をもって設立されているが、外見上の目的とは別の活動を行っているもの
: 悪徳商法、詐欺、[[カルト]]宗教などの犯罪を含めた悪質行為の目的で会社を隠れ蓑として使うものは'''ダミー会社'''とも言われる。事実上支配している会社や経営者が自分の名前が表に出にくいようにするために用いることがある。
:; 規制をかいくぐる目的の会社
:: 日本の大手新聞社は第二次世界大戦時に[[新聞紙法]]の規制を受けて日本軍を翼賛する報道を繰り返してきた為、[[連合国軍最高司令官総司令部|GHQ]]からは[[戦争犯罪人]]と目され、新興新聞社に新聞用紙を優先的に配給することで既存大手新聞の力を削ぐことで立場を入れ替えさせようとしていた。大手はこれに対抗し[[内外タイムス]]([[読売新聞]])、[[新大阪 (新聞)|新大阪]]([[毎日新聞]] )、[[名古屋タイムズ]]([[中日新聞]])、[[フクニチ新聞]]([[西日本新聞]])のような[[夕刊紙]]を発行する新聞社を設立し、この会社への割り当てられた紙の一部を自社に流す脱法行為を行った。ダミーとはいえ実際に新聞の発行を行っており、割当制度が無くなると次第に独立していった。
; 設立登記はなされているが、(地理的な意味での)オフィスを持たず、事業を行っていないもの
: 設立後直ちに、または活動停止後に登記上は存在しながら、当該の所在地にオフィスを持たずに放置されているものは'''[[休眠会社]]'''とも言われる。[[粉飾決算]]や[[脱税]]などに悪用されることがあり、そのような場合にペーパーカンパニーと呼ばれることがある。