「酸化チタン(IV)」の版間の差分

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=== 化学物質や微生物などの分解===
387 nmより短波長の光を受けると、[[水]]と反応て[[活性酸素種]]を生成する性質がある。活性酸素種は非常に強い[[酸化力]]をもち、化学薬品や[[細菌]]などに対して分解作用を示す。酸化チタン(Ⅳ)を含む壁や床のコーティングは、[[ブラックライト]]([[紫外線]]ランプ)の照射により殺菌処理できる<ref name=K&S53 />。酸化チタンの分解剤としての特徴として以下があげられる<ref name='Taya2010' />。
# 照射する光強度を制御することで、分解活性を調節することができる。
# 光強度が一定のとき、反応速度、すなわち基質に対する作用の強さも一定となる。