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[[File:Tokyo Route 433 -01.jpg|thumb|240px|市谷柳町交差点で停止する車両を減らすための信号機<small>(2011年6月19日)</small>]]
 
市谷柳町交差点は、谷筋をはしる外苑東通りを大久保通りが横断しており、住宅が密集していたことや坂道発進もあいまって[[自動車]]の[[排気ガス]]による[[大気汚染]]が発生したと考えられ、この問題は社会的に大きな影響を与えた。[[1970年]]に民間の医療団体が付近の住民の健康診断を行い、「多数の住民が[[鉛]]中毒に罹患している疑いがあり、その鉛は自動車の排気ガスが原因である。」と発表した。この民間の医療団体による発表をきっかけに排気ガスによる鉛中毒問題が[[マスコミ]]に大々的に取り上げられた。しかしながら、その後の東京都による環境測定、住民健康検査では何も問題も起こっていないことが分かった。(大気中の鉛はそれほど多くなく、住民の検診でも血液中の鉛は通常の量と変わりはなかった。)さらには、体調不調や苦しんでいるという人自体がいなかった<ref>環境問題はなぜウソがまかり通るのか P.105 武田邦彦著 洋泉社</ref>。ただし、一連の事件([[牛込柳町鉛中毒事件]])は、都内の生活道路で最大積載量3トン以上の貨物自動車の乗り入れを禁止するきっかけとなった。当時[[朝日新聞]]に連載されていた「[[サザエさん]]」にも、この通行規制をネタにしたエピソードがある<ref>サザエがすれ違った肥満体の女性に行き先を尋ねると「牛込柳町の叔母の家」と答えたが、そのときサザエと一緒にいたカツオが「3トン以上の車の乗り入れ禁止されてますよ」と言ってその女性を怒らせる、というもの。</ref>。大久保通りに市谷柳町交差点で停止する自動車を制限するための[[信号機]]も設置されていた(2015年に撤去)。
 
{{See also|[[有鉛ガソリン]]}}