「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の版間の差分

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リック・デッカードは、サン・フランシスコ警察署に所属して、逃亡アンドロイドを「処理」するバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)である。自室の在るビルの屋上に、電気仕掛けの羊を飼っているが、本物の羊を持つまでの経済力は、未だ無い。
 
8人のアンドロイドが火星を脱走して地球に侵入する。2人はサン・フランシスコ警察署主任のデイヴ・ホールデンにより処理される。だが、8残った6人の一人のマックス・ポロコフは、デイヴ・ホールデンに重傷を負わせ、逃走する。サン・フランシスコ警察署のハリイ・ブライアント警視は、部下のリック・デッカードに、残りの6人の処理を命じる。デッカードは、逃走したアンドロイドたちに搭載されているネクサス6型脳ユニットを開発したシアトルのローゼン協会を訪問する。そこで、重役のエルドン・ローゼンの姪、レイチェル・ローゼンに、フォークト=カンプフ感情移入度検査法で試験を行う。デッカードは、レイチェルがアンドロイドであり、ネクサス6型脳ユニットが装着されている事を見破る。
 
世界警察機構所属のソ連の刑事サンドール・カダリイと名乗る男が、デッカードに近づいて来る。が、実は、逃走したアンドロイドのマックス・ポロコフが正体であった。とっさの判断でデッカードは、ポロコフを射殺する。