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=== 担当声優から ===
* 担当声優の古谷徹は、オーディションではなく[[小松亘弘]]からのオファーでヤムチャ役に抜擢された。演技に関しては役への親近感や個性的な演技を求められる役ではないため、「ほとんど素に近い感じで演じることができた」と語る<ref name="furuya3">古谷徹「第三章 「人生にムダな経験なんてひとつもない---究極のヒーロー・星矢と、飾らない良さのヤムチャ」」『ヒーローの声 飛雄馬とアムロと僕の声優人生』[[角川書店]]、2009年7月25日、ISBN 978-4-04-715275-5、95-98頁。</ref>。
* 古谷は、『ドラゴンボール』ファンの子供に、自分が役を演じていることを語った所「なんだヤムチャか」と言われ悔しい思いをしたことがあるという<ref name="hokan">渡辺彰則編 「SUPER VOICE TALKS 声優スペシャル座談会」『ドラゴンボール大全集 補巻』集英社、1996年8月18日、ISBN 4-08-102019-1、111-112頁。</ref>。また古谷とブルマを演じた[[鶴ひろみ]]がヤムチャとブルマが別れた理由を『週刊少年ジャンプ』のパーティで<ref name="furuya3"/>、鳥山に聞いたら「だってヤムチャ、浮気者なんだもん」と言われた<ref name="tenkaichi">鈴木晴彦編「天下一声優陣 其之二 ヤムチャ役 古谷徹」『テレビアニメ完全ガイド「DRAGONBALL」〜天下一伝説〜』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、146-149頁。『ブラマヨとゆかいな仲間たち』での野沢はベジータとブルマの結婚に対して「許せない」と発言しており、真意は不明だがベジータと結ばれたことに関しては納得がいってなかった模様で70話のコメンタリーでも野沢は活躍しようとするヤムチャをベタ褒めしたのに対してベジータに対しては古谷共々酷評な発言をしていた。</ref>。
* また、古谷と天津飯を演じた[[鈴置洋孝]]は、2人とも「自分に近いキャラクター」と語っている。鈴置は「軟派なところ」を気に入っていたようだが、古谷は「人間臭いところ」に親近感を覚えているようである。だが自分の他のキャラと比べてヤムチャは決めゼリフが無いからキャラの気持ちになるのが不安になることもあると古谷は語っている<ref name="tenkaichi" />。古谷は「いつもアニメの監督の[[山内重保]]さんに『ヤムチャ、かっこよくしてね』とお願いした」と語っており、前述のクリリンと修行しているシーンについては「サービスしてくれたのかな(笑)」とコメントしている<ref name="hokan" />。
* 後年、ファンからは「周りのキャラクターが超人的に強すぎる中、ヤムチャは人間っぽい感情や心の弱い一面といった、"飾らない良さ"があったから」という声も多く、古谷は「改めて彼の魅力に気付かされた」「彼のことをもっと好きになって、ヤムチャならではの個性をより顕著にすべきだったかもしれない」と振り返っていた<ref name="furuya3"/>。