「イ・サン」の版間の差分

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== ストーリー ==
[[李氏朝鮮]]第22代国王である'''[[正祖]]'''こと'''イ・サン'''を主人公とした物語である。朝廷内の派閥争いや当時の朝廷内の機関である[[図画署]](トファソ、主に朝廷内で起きた行事を絵で記録するための部署)などにスポットを当て、サンの即位を阻止しようとする陰謀、即位後も常に命を狙われつつ、政治の改革に着手するサンの波乱に富んだストーリーが展開される。サンの父・[[荘献世子|サド思悼世子]]は、サンの祖父であり李氏朝鮮第21代国王である'''[[英祖 (朝鮮王)|英祖]]'''の後継であったが、朝廷内の派閥の陰謀により無実の罪で刑死させられた結果、紆余曲折の末にサンが英祖の後継となる。当時の朝廷内は[[老論派]](ノロン派)と呼ばれる派閥が重きをなしており、老論派と対立する[[少論派]](ソロン派)および[[南人|南人派]](ナミン派)を支持するサンは常に老論派から命を狙われることとなるが、幼少期に出会い友情を結んだ'''パク・テス'''や'''ソン・ソンヨン'''、父が重用していた忠臣などの助けにより、朝廷内の誤った慣習を撤廃させ、当時の政策に改革を加えるなど、自身の理想とする政策を立案、実行する他、派閥を問わず能力のある者を登用し、朝鮮末期文化に華を開かせた。
 
== 登場人物 ==