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|debut=''Action Comics'' #23 ([[1940年]]4月)
|creators=[[ジェリー・シーゲル]]<br />ジョー・シャスター
|fullalter nameego = レックス・ルーサー
|species = [[人間]]
|alliances = レックス・コープ<br />インジャスティス・ギャング<br />インジャスティス・リーグ<br />シークレット・シックス<br />インターギャング<br />[[ジャスティス・リーグ]]
|aliases=
|powers = *天才的な頭脳<br />
*[[パワードスーツ]]
}}
'''レックス・ルーサー'''('''''{{lang-en-short|Lex Luthor'''''}})は、[[DCコミックス]]の出版する[[アメリカン・コミックス]]『[[スーパーマン]]』に登場する架空の[[スーパーヴィラン]]。1940年に[[ジェリー・シーゲル]]とジョー・シャスターによって創造され、[[アクション・コミックス|アクション・コミックス誌]]23号で初登場した<ref>{{Cite web|url=https://warnerbros.co.jp/dccomics/characters/lex-luthor.html |title=レックス・ルーサー |work=DCコミックス |accessdate=2017-1-1}}</ref>。
 
== 概要 ==
DCコミックユニバース最大のヒーローであるスーパーマンの宿敵。初登場時の設定では世界征服を企む悪の天才科学者だっとして"Action Comics #23"（1940年4月）で初登場したが、。1986年の{{仮リンク|ジョン・バーン (漫画家)|en|John Byrne (comics)|label=ジョン・バーン}}による『[[ザ・マン・オブ・スティール (コミック)]]』で設定が変更されてからは、メトロポリスの貧困街「スーサイド・スラム」で生まれ、[[マサチューセッツ工科大学]]を卒業後、ビジネス界に大きな影響力を持つ有力者となった<ref name="MoS4">The Man of Steel #4</ref>。
 
超人的な力を持つ[[エイリアン]]であるスーパーマンの事を人類の脅威になると考えており、その頭脳と莫大な資金を駆使して数多のヴィランの中でも常に高い地位に維持している。レックス・ルーサーは多くの場合、超人的な力を持たず、容姿はスーツ姿に[[スキンヘッド]]で描かれる。定期的に、自ら開発した高性能の[[パワードスーツ]]を着ることで怪力や飛行、兵器を駆使し、スーパーマンに匹敵する戦いをすることがある。
[[スキンヘッド]]が特徴的な容姿として知られているが、[[ヒトの髪の色|赤毛]]や[[ロングヘア]]など担当するアーティストや時期によって異なっている<ref name="MoS4"/><ref>Superman Vol.1 #4</ref>。また、担当する作家によっては新旧の設定を組み合わせ、[[実業家]]でありながら自身も[[マッドサイエンティスト]]であるように描かれる。
 
== 人物 ==
本名：'''アレキサンダー・ジョセフ・"レックス"・ルーサー''' (Alexander Joseph "Lex" Luthor)'''
 
非常に高い[[知能指数|IQ]]の持ち主で、巨大企業{{仮リンク|レックス・コープ([[:|en:LexCorp|LexCorp]])}}の経営者、メトロポリスにおける[[フィランソロピー|フィランソロピスト]]である<ref name="LEX">{{cite web|url=http://www.dccomics.com/characters/lex-luthor|title=Lex Luthor - DCcomics|accessdate=2015}}</ref>。{{仮リンク|マーシー・グレイブス|en|Mercy Graves}}という名の女性[[秘書|個人秘書]]兼[[ボディーガード]]を側近としている。レックス・コープの社長時代は[[バットマン]]ことブルース・ウェインとはビジネス上のライバル関係にあり、大規模な被害が出た際には[[ゴッサム・シティ]]におけるウェイン・エンタープライズ同様、メトロポリスではレックス・コープが街の復興事業を担う。
 
レックス・コープの社長時代は[[バットマン]]ことブルース・ウェインとはビジネス上のライバル関係にあり、戦闘で大規模な被害が出た際には[[ゴッサム・シティ]]におけるウェイン・エンタープライズ同様、メトロポリスではレックス・コープが街の復興事業を担う。世間での振る舞いを意識しており、メトロポリスに対して長年に渡り慈善活動や基金、チャリティーなどに資金を提供することで、自身に対する嫌疑を逸らしている。
長年にわたり[[クリプトナイト]]を扱っていた影響でガンを患うと、死を偽装し[[クローン]]と入れ替わる。この時は[[髭]]を蓄え[[出自]]も偽装し、'''レックス・ルーサー2世'''と名乗っていた<ref>Action Comics #670</ref>。
 
スーパーマンの弱点である[[クリプトナイト]]の指輪を身につけていた影響でガンを患うと腕を切断し義手に換装する<ref>Superman vol.2 #19</ref>。後に転移していることが発覚したため、死を偽装して[[クローン]]と入れ替わり<ref>Action Comics #660</ref>、この時は赤毛の長髪に[[髭]]を蓄え[[出自]]も偽り'''レックス・ルーサー2世 (Lex Luthor II)'''と名乗っていた<ref>Action Comics #670</ref>。レックスコープを引き継ぐ形で再びメトロポリスへ戻ると、[[マトリックス (DCコミックス)|スーパーガール]]と行動を共にするようになる。しかし、クローンの体も徐々に崩壊し始め、悪魔[[ネロン]]に魂と引き換えに健康的な肉体へと修復してもらう<ref>Superman: The Man of Tomorrow #3</ref>。犯罪が明るみになり裁判にかけられるが、別人をクローンに仕立て上げ全ての罪を被せて再び地位を取り戻す<ref>Action Comics #737</ref>。
 
「スーパーマン以上に人々から尊敬される」ためだけに大統領選に出馬。様々な偶然が重なり、一時期DCユニバースで合衆国大統領となる。しかし、スキャンダルで失脚、企業が買収された後は地下に身を潜める。
 
[[:en:The New 52|''The New 52'']]の世界では軍に情報と意見を与え続ける対スーパーマンコンサルタント、「フォーエバー・イービル」ではヴィラン軍団を率いてクライムシンジケートと戦い、その後まさかの[[ジャスティス・リーグ]]入りを果たした。
 
== 能力 ==
IQ200の天才的頭脳とずば抜けたリーダーシップはあるが、身体的にはただの人間。しかし、その天才的頭脳をもって謀略で追い込み、ヴィラン軍団を結成し数で応戦し、オーバーテクノロジーな技術を投入したメカやパワードスーツで戦ったりと、あの手この手でスーパーマンやその他のヒーローを苦しめる。毎回スーパーマンにしてやられるが、執念深さも一級で、何度倒されても復活して彼の前に立ちはだかる。
 
== スーパーマンとの関係 ==
旧設定ではクラークとは同郷の友人だったが、クラークが「スーパーボーイ」として活動していた頃に危険な化学実験の事故に巻き込まれ、スーパーボーイに助けられる。だが、実験失敗はスーパーボーイのせいだと思い込み犯罪の道に走ったという事になっている。この時にスキンヘッドになった<ref>Adventure Comics #271</ref>。
 
「[[クライシス・オン・インフィニット・アース]]」を経て『[[マン・オブ・スティール (コミック)]]』の新設定ではクラークより一回り年上の人物とされたので、この設定は抹消された。しかし、ドラマ『[[ヤング・スーパーマン]]』のヒットの影響を受け、2004年に出版された{{仮リンク|マーク・ウェイド([[:|en:Mark Waid|Mark Waid]])}}による『[[:en:Superman: Birthright|''Superman: Birthright'']]』で「一時期スモールビルにいた」と設定変更が行われた<ref>{{cite book|author=マーク・ウェイド|title=『Superman Birthright – The Origin of the Man of Steel』|publisher=[[DCコミックス]]|year=2005|isbn=978-1401202521}}</ref>。
 
「[[デス・オブ・スーパーマン]]」でスーパーマンの遺体がプロジェクト・カドモスに盗み出された際には奪い返し、スーパーマンと自分のDNAを混ぜたクローンの「[[スーパーボーイ (架空の人物)|スーパーボーイ]]」を生み出す、利害が一致すればスーパーマンと共闘する、善悪が反転した世界では「[[ウルトラマン (DCコミックス)|ウルトラマン]]（悪のスーパーマン）」に立ち向かうヒーローとなる等、その関係は一言では言い表せない。
 
== その他のメディア ==
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:声 - [[マーク・ロルストン]]
 
== 書籍誌情報 ==
=== 漫画 ===
*[[:en:The Man of Steel (comics)|'''The Man of Steel''']] (1991年 ISBN 978-0930289287)
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