「海賊とよばれた男」の版間の差分

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;第四章 玄冬(昭和28年~昭和49年)
鐡造は石油メジャーと対決するためには、産油国から直接輸入し、自ら精製する必要を痛感する。[[バンク・オブ・アメリカ]]からの巨額の融資を受けることに成功すると、アメリカ人の懐の広さに感じ入る。そして、昭和32年(1957年)、[[徳山市|徳山]]に、自らの理念を込めた製油所を想定以上の速さで建設させた。
 
老齢になっても鐡造の反骨精神は、なおも健在であり、消費者や日本の利益にならないと考える生産調整や石油業法には強硬に反対した。やがて恩人である日田との死別を経て、鐡造はついに引退を決意する。ある時、やむを得ず離別した先妻:ユキの消息を知り、若かりし頃に思いを馳せるが、すぐその感情を打ち消す。