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== 生理学 ==
[[File:EFA to Eicosanoids ja.svg|400px|thumb|[[必須脂肪酸]]の代謝経路と[[エイコサノイド]]の形成。]]
植物油に多く含まれ、特にベニバナ油([[サフラワー油]])や[[コーン油]](52%-58%)、[[大豆油]](52%-58%)<ref>{{Cite web |date= |url= http://www.nisshin-oillio.com/oil/healthy/linoleic.html|title= <必須脂肪酸>リノール酸(オメガ6)|publisher=日清オイリオ |accessdate=2018-04-08}}</ref>に多い。ヒトを含めた動物の体内ではリノール酸の不飽和化、炭素鎖の長鎖化が進行し、[[アラキドン酸]]から[[アラキドン酸カスケード]]と呼ばれる生体反応を経て[[プロスタグランジン]]などの生理活性物質の原料となるほか、細胞膜の膜脂質として多く見られる。
 
リノール酸は[[ω-6脂肪酸|n-6]]系の[[必須脂肪酸]]である。これはヒトを含む哺乳動物において、食餌からの摂取が不可欠であるためである。n-6系の必須脂肪酸の欠乏により、髪のパサつきや抜け毛などのほか、創傷の治癒の遅れが見られる。また、血中[[コレステロール]]値や[[中性脂肪]]値を一時的に低下させる作用を持つ。しかしながら、リノール酸の過度の摂取はアレルギーを悪化させたり、大腸癌などのリスクを高める。