「嗅脳」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
2行目:
{{字引|date=2017年4月19日 (水) 12:19 (UTC)}}
[[file:Gray732.png|200px|thumb|概略図]]
'''嗅脳'''(きゅうのう)は、[[大脳]]半球の底の部分から[[側頭葉]]にかけて存在し、[[嗅覚]]に関係する領域である。[[嗅球]]、[[嗅索]]、[[嗅三角]]などからなる前部と、[[前有孔質]]と[[終板傍回]]からなる後部にわけられる。古皮質に属し、[[下等生物|下等]]な動物や[[爬虫類]]や[[両生類]]ではよく発達し広く占める。[[鳥類]]や[[哺乳類]]では他の皮質に被われている。[[ヒト]]では著しく[[退化]]している。広義の嗅脳は[[大脳辺縁系]]の大部分を含み、[[本能]]や[[情動]]行動に関係している。鼻腔の嗅部粘膜の[[嗅細胞]]の神経突起である嗅神経は、[[篩骨]]の篩板を通って嗅球にはいる。ここの神経から発した線維は、嗅索、嗅三角を経て[[大脳皮質]]の嗅覚領に達する。{{Reflist}}
== 関連項目 ==
[[神経解剖学]]▼
[[大脳]]
== 外部リンク ==
▲[[神経解剖学]]
[https://kotobank.jp/word/%E5%97%85%E8%84%B3-52175]
{{DEFAULTSORT:きゆうのう}}
|