「秋桜 (山口百恵の曲)」の版間の差分

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結婚を祝う趣旨かは疑問
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* 本作は元は「小春日和」というタイトルだったが、曲を聴いたプロデューサー(CBSソニーの[[酒井政利]])の提案で「秋桜」に変更となった。当初、さだはタイトルの「秋桜」を、「コスモス」と読ませるつもりはなく、本来の和名である「あきざくら」とするつもりであった(さだは後に短編小説集『[[解夏]]』中に「秋桜(あきざくら)」という作品を出す)。本作のヒットにより「[[コスモス]]」というそれまでになかった読み方が広まるようになった<ref>[[笹原宏之]]編『当て字・当て読み漢字表現辞典』[[2010年]]、[[三省堂]]、274頁、ISBN 978-4-385-13720-9</ref>。
* 嫁ぐ娘が母を想う楽曲であり、後に同じシチュエーションを母親の視点から歌った作品「秋の虹」(『[[家族の肖像 (さだまさしのアルバム)|家族の肖像]]』に収録)が制作されている。
* さだは自身の他の曲で「[[雨やどり (さだまさしの曲)|雨やどり]]」や「[[親父の一番長い日]]」などと同様、妹の[[佐田玲子]]をイメージして詩を書いたが、玲子は一度も結婚せずに2018年現在[[独身]]である。
* [[1982年]]には、[[日立マクセル]]「maxell・エピタキシャル[[ビデオカセット]]」のCMソングに使用された。また[[1995年]]には、[[東映]]映画『[[日本一短い「母」への手紙]]』の主題歌となった。
* [[2008年]][[12月10日]]より[[京浜急行電鉄]]・[[京急久里浜駅]]の接近メロディとしてこの曲が使用されている。
* リリースされて3週間余りでオリコンの3位にランクされた。[[ピンク・レディー]]「[[ウォンテッド (指名手配)]]」と[[ジョー山中]]「[[人間の証明 (シングル)|人間の証明]]」に次ぐ5週間3位、50万枚近いセールスを記録<ref>なお、「人間の証明」は6週連続2位だった。</ref>した。
* [[第19回日本レコード大賞]]で、山口百恵は歌唱賞を、作詞者のさだまさし作詞で西条八十賞を受賞した。
* 翌[[1978年]][[1月19日]]に第1回が放送された『[[ザ・ベストテン]]』では、同回の12位が最高で、10位以内のランクインはならなかった(同じく第1回放送時は、次のシングル曲である「[[赤い絆 (レッド・センセーション)]]」が11位だった)。
* [[NHK紅白歌合戦]]では山口百恵による歌唱はなかったが、1992年の[[第43回NHK紅白歌合戦|第43回]]と1997年の[[第48回NHK紅白歌合戦|第48回]]に作者のさだまさしにより歌唱された。
* シングルレコード盤ジャケットに掲載の歌詞は、さだの自筆である。
 
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| extra2 = レコード盤に記載されている曲名は「最'''後'''の頁」であるが、インナー・スリーヴに掲載のさだまさし自筆の歌詞では「最'''后'''の頁」となっているため、双方の表記が混在する。<ref>さだがアルバム『[[私花集 (さだまさしのアルバム)|私花集]]』で[[セルフカバー]]した際には「最后の頁」となっている。</ref>
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== 参考文献 ==
* NHK趣味百科 さだまさし音楽工房 (1992年 [[日本放送出版協会|NHK出版]])
 
== 品番 ==
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== 脚注 ==
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== 参考文献 ==
* NHK趣味百科  さだまさし音楽工房 (1992年 [[日本放送出版協会|NHK出版]])
 
{{山口百恵}}
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[[Category:NHK紅白歌合戦歌唱楽曲]]
[[Category:日本の歌百選]]
[[Category:結婚の音楽]]
[[Category:秋を題材とした作品]]
[[Category:花を題材とした楽曲]]