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Tokumas (会話 | 投稿記録)
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“スメル”については、『岩波 古語辞典』では、「すめら」(皇)の項で、[[サンスクリット]] 'sume:ru'(“[[須弥山]]”)と音韻・意味が一致し、[[モンゴル語]] 'sümer'(“須弥山”)と同源であろうとしている{{要ページ番号|date=2017年8月}}。また、「統べる」の転訛と見る説があったが、[[上代特殊仮名遣]]からこれは否定されている。他には、清浄さから神聖さを想起させる「澄める」の転訛と見て、光り輝いて煌めくさまを表す「皇」の訓としたとする説があり注目されているが、現在も判然としていない<ref>[http://k-amc.kokugakuin.ac.jp/DM/detail.do?class_name=col_dsg&data_id=68627 国学院大学デジタル・ミュージアム - 皇神(すめかみ)]</ref>。
 
[[万葉集]]には「天皇」の表記が12例知られ、このうち7例が“オオキミ”、5例が“スメロキ”と訓ませている。それぞれの文意の比較から、“オオキミ”は[[今上天皇]]、“スメロキ”は「天皇」の他に「皇祖神」、「皇神祖」、「皇祖」に対しても“スメロキ”と訓ませているため、過去の歴代天皇や[[皇祖神]]に対して用いられていることがわかっている<ref>[http://k-amc.kokugakuin.ac.jp/DM/detail.do?class_name=col_dsg&data_id=68630 国学院大学デジタル・ミュージアム - 皇祖神(すめろき)]</ref>。しかし、スメルとは、スバルであり、サビールのこと。[[鮮卑]]のことである。侘び寂びの寂びのこと、あるいは、[[山葵]]のことである。
 
==== 律令制での称号 ====