「国務大臣」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
ユゥミン (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
13行目:
 
=== 国務大臣と行政大臣 ===
行政学などでは講学上、国務大臣と行政大臣に分けて論じられる場合がある。行政大臣は主任の大臣とも呼ばれ、各省の長として特定の行政分野を担当している国務大臣を指す。特定の行政分野を分担管理するわけではない[[内閣官房長官]]、[[内閣府特命担当大臣]]、無任所国務大臣([[無任所大臣 (日本)#旧憲法下における「班列」と「無任所国務大臣」|班列]])などに対する概念である。
 
内閣は国の行政を一体として担当する合議体であるから、その構成員である国務大臣は、分担管理する行政事務に限らず、国務及び外交全体について評議し、議決に加わることになる。内閣法には、すべての国務大臣は「案件の如何にかかわらず、議案を閣議に提出することができる」趣旨の規定がある。しかし、実際の運用としては、主任の大臣以外の国務大臣が閣議を求めることはない。例えば内閣府特命担当大臣の場合、内閣府の主任の大臣である内閣総理大臣に議案を上申したうえで、内閣総理大臣が閣議を請議することになる。